日記

ものづくりやワークショップなどの様々な活動、
日々思うことなどを綴っています

最近、制作したものを、徒然にupしてゆきたいと思います。
時々、お付き合いいただけたら幸いです。

鎚起銅器の会社に入り、下仕事から始め、手が慣れて来たら最初に製作にかかわらせてもらえるのが、茶筒でした。
茶筒のパーツは、天板と底版、ぐるりと巻いた板と、中合と蓋の5つを組み合わせて製作されます。
ぐるりと巻いた板は、平らな板のうちに叩き鎚目を付けた後に、切断機で上下に分け、三本ロールで巻き込んで、鋲で止めます。

このぐるりと巻き込んだ板の上下を上手に合わせるのが職人の感覚。
形が完成し、仕上げた後にひとつひとつ、中合と擦り合わせします。
この動画のように、縦線に添わせ、ふわりと沈み込み、最後まで押し込んで持っても蓋が外れない。

このように、板を巻き込んだものにも、鎚起銅器の技術は注ぎ込まれています。

先月、5月24日金曜から26日日曜まで
群馬県前橋市 AVANTI様にて開催させていただきました
長友心平さん、佐藤玲奈さんとの三人展。
前編に引き続き、後編をお伝えします。

カンバスなどにの手書き作品と共に、長友心平さん、佐藤麗奈さんのポストーカドの販売などもあり、会場いっぱいに柔らかい色が広がりました。

土曜、日曜に行われた、似顔絵教室。
ご自身のお好きな写真から、ご自身の手で絵に仕上げる、丁寧な長友さんの指導は、普段からの絵画教室の賜物。

こちらは、写真を見ながら長友さんが描いた作品。
絵から飛び出してくるように感じる位、似ていると喜んでいただきました。

そして、私も、ご来場のみなさまとじっくりと、鎚起銅器のことについて、お話させていただきました。
一枚の銅板から出来上がる器のこと、日々の暮らしでの銅器のこと。
今回は、父の口打ち出しも展示させてもらい、幅広いお話ができたと感じます。

AVANTIさんでは、喫茶もされており、今回はoneday cafeとして、coffee利さんとのコラボレーションで、料理家の春美さんのお菓子が提供されました。
普段のAVANTIさんのカフェでは、紅茶と共に春美さんのお菓子を楽しんでいただくことができますので、是非、この美味しさを体験していただけたら嬉しく思います。

久しぶりの二人での、それぞれの持ち味が集いました。
そして、初めて三人展として開催させていただきました。

暮らしの中で、いのちが育まれ、次に繋がってゆく。
その中で見えてくるものを、またどこかで一緒に表現できればと思います。
今回、多くのお客様に喜んでいただけた笑顔を糧に。
会場を、お貸しいただいたAVANTIさん。
ご来場のみなさん。
関わってくださったみなさん。
心よりありがとうございました。
また次回、成長した姿でお会いできるよう、精進いたします。

AVANTI
11時から19時30分
水曜定休(カフェは水曜、木曜定休)
群馬県前橋市千代田町 3-6-15 前橋駅徒歩17分
Tel: 027-233-1656

phot by Chiho Inoue

先月、5月24日金曜から26日日曜まで
群馬県前橋市 AVANTI様にて開催させていただきました
長友心平さん、佐藤玲奈さんとの三人展。
たくさんの方々にご来場いただき、ありがとうございました。
長友心平さんとは、2004年の中越地震以来のものづくり仲間。昨年は、世界遺産である、岩手県の毛越寺での展示会なども開催された絵描き。
また、TOYOTAのカレンダーや、百貨店のポスターなど各方面で活躍されているイラストレーターの佐藤玲奈さんも、共演してくださりの「いのちある暮らし」三人展となりました。

今昨年、長友さんが毛越寺での展示会の際にお手伝いをさせてもらい、長友さんの仏画に感動し、今回は、その仏画に合うような器をつくれないかと考え形にしてみました。
AVANTIさんの4階の左側の部屋には、長友さん、佐藤さんの明るい絵を、光いっぱいに取り込んで。右側の落ち着いた部屋には、私の作品や、長友さんとの仏画の部屋を。

土曜の夜には、いつも新潟のイベント企画などでお世話になっている
BarBooBox junさんにご協力いただき、交流会も開催させていただきました。
前橋は、萩原朔太郎の生地でもあり、文学にも造詣の深いjunさんからは、萩原朔太郎から2編、宮沢賢治から1編、長田弘から1編、その詩のイメージからカクテルをつくっていただきました。

junさんのカクテルと共に、La cucina AVANTIの山下春美さんのお料理。
私も、前橋に寄せていただく度に、春美さんの料理をいただき、エネルギー補給
させていただいております。

交流会の最後には、サービス精神旺盛な長友さんの即興似顔絵のプレゼントで、楽しい時間は締めとなり。
日曜日の後半へと続きます。

phot by Chiho Inoue

来たる、5月23日金曜から25日日曜まで
いつもお世話になっている群馬県前橋市 AVANTIさんで
東京の絵描き 長友心平氏とイラストレーター 佐藤玲奈さんとの3人展を開催します。
「いのちのある暮らし 3人展」

長友心平さんとは、新潟県の中越地震の際に、ボランティアで知り合いました。
長友さんは、避難所へ似顔絵描きのボランティアに、私は、焼きそばをつくりに避難所へ。
お互いものづくりをしているとゆう共通点から、私が勉強に東京に出る度に、彼の家に泊めてもらい、様々なお話をしながら切磋琢磨した仲間です。
この15年の歳月。
振り返ればいろんなことがありましたが、お互いの道をひたすらに進み。
この道を続けられたことが、とても感慨深く響きます。
その道程の証のひとつとして、今回の3人展は開催されます。

もう一人の作家さんは、そんな二人をいつも見守ってくれる、佐藤玲奈さん。
TOYOTAの年賀状や、ぺんてるのパッケージデザインのイラストなどを提供されていおり、テレビドラマのイラスなども描かれています。
優しさに包まれた動物のイラストは、多くのファンをお持ちで、そのイラストには佐藤さんの人柄が表れていると感じます。

そんな3人が集うのは、東京と新潟の真ん中、群馬県前橋市。

AVANTIさんとのご縁は、5年前の12月23日。
新潟県秋葉区を本拠地に、日本各地に手織りの絨毯を広めている
三方舎代表の今井正人さんから「明日、時間あるかな?」とお電話いただいたのが始まり。
三方舎は、AVANTIさんでの初めての催事中。
私は12月24日も、特に仕事の予定しかなく。
今井さんから、こんなお誘いの電話が来るのは珍しいと、即座に初めての地である前橋に伺うことを決めました。

そこで、お会いしたのがブティックのオーナーの山下加代子さんと、料理家の山下春美さん。

加代子さんは、装いを通して、生活全体を整えることを大切にされており、生活の中から文化や美しさをお伝えされています。
工芸にも造形が深く。私のような職人も喜んでお迎えいただきました。
そんなAVANTIさんの想いは、こちらをご覧ください。

また、和暦や二十四節気のお話など、日本の歴史や文化など、様々に私の好むところの共通点などがあり、今では親戚のように、毎月足を運ばせいていただき、春美さんからは、日々のエネルギーになるお料理をいただいております。

そして、春美さんには新潟にも何度か、パンづくり教室でお越しいただいたこともあります。

この4年5ヶ月の間、様々に交流を深めさせてもらい
AVANTIさんのオリジナルのピッチャーや豆皿も、常設として販売させてもらっています。

度々、銅鍋づくり体験や個展なども開催させていただきました。
そして、満を持しての、長友心平さん、佐藤麗奈さんの展示会を開催させていただくことを、心より嬉しいく思います。
その展示会を前に、鎚起銅器職人大橋保隆のHPも進化。
ストーリーに、AVANTIさんのページを追加させていただきました。
是非、オーナー山下加代子さんの鎚起銅器に触れる想いをご覧いただけたら幸いです。

明日は搬入。
明後日からは、長友心平さん、大橋は3日間在廊。佐藤麗奈さんは日曜の在廊と
なります。
また、会期中は土曜に、BarBookBoxさんのBar timeが17時より。
日曜に、coffee利さんと春美さんのoneday cafeもあります。
是非、この機会に、群馬県前橋市AVANTIさんに、足を運んでいただけたら幸いです。
私も、万全を期して、心よりお待ちしております。

日程 2019年5月24日(金)〜26日(日)
時間 10時から18時(最終日は16時30分まで)
会場 Avanti(群馬県前橋市千代田町 3-6-15)
   (前橋駅徒歩17分)
   Tel: 027-233-1656

お陰様で各地で開催させてもらっている、銅鍋づくり体験会。
多くの方に参加していただき、一生物の銅鍋をご自身で生み出す時間を
楽しんでいただけているようで、私も嬉しく思います。
銅鍋づくりは、どなたでもご参加いただけます。
そして、ご自身で生み出す道具が一番よいのだと感じます。
勿論、こんな形が良いとゆうことでのご注文も、職人としてしっかりと承りますので、いつでもご相談ください。

そして、参加してくださったみなさん、その後の銅鍋いかがですか?
銅鍋は、軽くて火の通りも早く、使いやすい道具と思いますが
なにかのきっかけで、使えてない状況になっていないでしょうか?
一生物の銅鍋を生み出していただいたからには、是非、ご活用いただけるように、何か気になる点があれば、お気軽にご相談ください。

昔は、銅の錆である緑青に毒性があると言われていた期間があり、無毒と証明された今でも、その名残はあるようです。
緑青が出たら、コインや割り箸などで擦ってあげると、取れますので、そのままお使いください。
緑青が出る原因は、酸気がある酢や醤油、汚れが付いたまま放置しておきますとでます。
ですので、使ってあげるのが一番のお手入れ方法になります。

また、焦げ付いた場合などは、重曹を水に溶かし、1日〜3日位漬け込んで置くと剥がれて来ますので、試してみてください。
他、気になる点は、本当にお気軽にご連絡ください。

372名の方に参加していただいている、Facebookページの鎚起銅器てづくり銅鍋愛好会では、参加者さんのその後の料理をupしていただいています。ご参考にしていただけたら幸いです。
また、ご参加のみなさんには、 upしていただけると、私の銅鍋づくりを広めるエネルギーになりますので、こちらも是非とも。

一番てき面に銅の良さがでるのは、卵などの料理。
出汁巻卵も、他の素材のフライパンで焼くものとは断面の厚みの違いで、ふわふわ加減がわかります。

パンケーキなども、ふっくらと。

オーブンに入れての料理も。
パンは、外はカリッと中はモチっと仕上がります。

群馬県前橋市の、La cuina AVANTIの料理家 山下春美さんにも、銅鍋でパンづくり教室も開催していただきました。

こちらのオーブン料理は、福岡県にいつも銅鍋づくり体験で呼んでいただく際、主催してくださる。ミヤムの恋するcooking 料理家の宮村ゆかりさん。
今回の福岡では、ご自身のオーブンに合わせての銅鍋づくり。そして、オーブン料理を様々に展開していただき、また銅鍋オーブン料理教室で、新潟にお招きしたいと思います。

そして、料理だけではなく。アーユルヴェーダのオイルづくりにも。茜の色が鮮やかに出てくるようです。

胴は、軽くて持ち運びもしやすいので、野外料理にも適しています。
山登りに持ってゆき、山頂で料理をされるとゆう方もおられました。

銅鍋は、熱の伝導率がよいので、あっためるだけではなく、冷たくする料理も。
冷蔵庫に銅鍋を入れ、キンキンに冷やして、コールドストーン。

他にも、海藻や野菜を茹でると、色が鮮やかになったり。
ジャムやあんこを作るのにも、熱が均一に入たっり。
餃子も旨味が出てきたりと、様々な場面で活躍してくれます。

最近は、IHのお宅も増えていることと思いますが、火の通りの早い銅鍋は、カセットコンロでも、ご活用いただけます。
炎の熱での旨味を、銅器と共に感じていただけたら幸いです。

銅鍋づくり体験では、蓋をご持参いただき、それに合わせて作られたり、注ぎ口をつけられたりと、発想は自由。その自由な中でのご自身の想像力を育む場になればと思っております。
私自身、ご参加の皆さんのお手伝いが更に上手にできるよう、精進いたします。

銅鍋づくり体験も、福岡、広島、群馬、岡山、東京、福島、愛媛、愛知、香川、山梨、兵庫と各県を巡らせていただいております。
大きな音が出せる環境で、道具の搬入がしやすい場所でしたら、軽バンに道具を一式積んで伺いますので、ご相談ください。

これからも、各地でご自身で生み出された道具を身近に感じていただけるよう、鎚起銅器を知っていただけるように、活動を続けて参ります。

今回で、福岡にお招きいただくことも、3回目となりました。
主催は、ミヤムの恋するクッキング 主宰 宮村ゆかりさん。
宮村さんからは、第1回目でmailで、「福岡で開催できませんか?」
と連絡をいただいたのが始まり。
そして、第1回、第2回と重ね
今では、新潟で銅鍋料理教室も開催していただいております。
本当に、どこでご縁が繋がるのか、有難いことです。

今回の、会場は第一日目は、前回も寄せてもらった、市内パンのフルフルさん。
二日目、三日目は、とても心地よい環境の加那川市の三浦工務店さん。
宮村さんのお招きの銅鍋づくり体験は、いつも宮村さんの銅鍋料理ランチ付き。
と共に、ミニ料理教室も開催してくれて、参加のみなさんも銅鍋を使う想像が膨らんでくれるのが特徴です。
また、日々ヘビーユーザーの宮村さんの実感の籠るお話は、私もいつも勉強になります

想像力が膨らんでくれる中で、形も多様に。
そして、初めての参加者さんでも、形になる時間が段々と早くなっているのが、特徴で、これが回を重ねている場の力なのだろうなと感じる次第です

今までの30センチと共に、今回から20センチほどの小鍋2個コースもつくり小さめのお鍋を、卓上で楽しんでいただけるように提案をさせてもらいました。

最後は、ご自身の好きなローマ字か数字を打って完成。
ご自身の生み出された銅鍋は、一生ものです

そして最終日の5月12日は、第2日曜日で母の日。
お母様のプレゼントにと、一生懸命に銅鍋を二つ作られる方もおられました。
想う人のためにつくる道具は、きっと特別な使い心地でしょう。

今回も、企画してくださった宮村さんありがとうがとうございました。
そして、長崎や熊本、佐賀、宮崎と各地からご参加いただいたみなさん、心よりありがとうございます。
また、来年伺えれば幸いと思っております。
その時まで、私自身も精進したいと思います。

【前橋展示会のお知らせ】
来たる5月24日金曜から26日日曜
いつもお世話になっている
群馬県前橋市 AVANTI様にて
展示会を開催させていただきます。

この度は、2004年より15年間
ものづくりの仲間として苦楽を共にした
絵描き 長友 心平 (Shinpei Nagatomo)さんと
パートナーのイラストレーター
佐藤玲奈 Illustrator Picture Book Writer Reina satoさんと共に
いのちのある暮らし 3人展 長友心平・佐藤玲奈・大橋保隆 】として
初めての三人展となります。

それぞれが感じるいのちを
それぞれの表現として
どんな集いの場所になるのか
まだそれぞれが育んでいる時。
私自身どんな完成形になるのか
楽しみに製作しております。

会期中は、大橋は毎日在廊致します。
また、絵画教室や懇親会、cafeなどの開催もありますので
是非、この機会に足を運んでいただけらら幸いに思います。
心よりお待ちしております。

=========
日程 2019年5月24日(金)〜26日(日)
時間 10時から18時(最終日は16時30分まで)
会場 Avanti(群馬県前橋市千代田町 3-6-15)
   (前橋駅徒歩17分)
   Tel: 027-233-1656

10年来のものづくりの仲間が初めて集った3人展を、ずっと大好きだった「AVANTI」さんで開催することが出来ました。「いのちのある暮らし」。とても豊かで穏やかな時間を、皆様と共有できたらと思います。

AVANTI HP http://avanti-web.jp/
土曜、日曜には、長友心平による絵画教室や似顔絵イベント開催
土曜には、三人との懇親会Barを開催
日曜には、onedayカフェを開催

●長友心平 絵画 nagatomo-shinpei.jimdo.com
鹿児島生まれ東京在住の画家。
似顔絵イベントや絵画教室を開催。NHK Eテレ「趣味どきっ!」にて愛犬の似顔絵の講師として出演。
著者本多数出版。大河ドラマ『西郷どん』 連続テレビ小説『半分、青い。』美術協力。

●佐藤玲奈 イラストレーション
福島県生まれ東京在住。動物たちが沢山集まった、色彩豊かなイラストを展開し、ジグソーパズルや雑貨に多数採用。2018年齧ドラマ「コンフィデンスマンjp」第3話美術協力。

============
【今後の予定】
◎6月22日土曜、23日日曜
 生活手仕事研究室として御坊市〈三条別院〉参加

◎6月22日土曜から24日月曜
 台湾 時食商行にて 個展開催
 https://www.facebook.com/eatingtimefirm/

【常設展示】
ヒメミズキ
(新潟県新潟市中央区中央区古町通2番町528)
 カップ、片口、盃、ミルクパン、スプーン、豆皿等

ツバメコーヒー
(新潟県燕市吉田2760−1)
 ニュートラルカップ、スタッキングカップ、盆

Bar Book Box
(新潟県中央区西堀通3−802−3)
 とりちろり、カップ、豆皿

地酒の都屋
(新潟県新潟市中央区親松2−3)
 デザイナー石川経治さんとの競作 盃、ぐい呑

福島県
家づくりと暮らしの学校 Roots 猪苗代
(福島県耶麻郡猪苗代町清水前2748−1)
 カップ、片口、盃、ミルクパン、スプーン、豆皿等

群馬県
Avanti http://avanti-web.jp/
(群馬県前橋市千代田町3丁目6−15)
 オーダーメイドピッチャー、オリジナル皿、豆皿

長野県
問 tou https://toutokai.com/
(長野県東御市八重原1807-1 芸術むら公園内)

大型連休も真ん中の5月3日金曜祝日
毎年恒例で呼んでいただいている
新潟市中央区東中通 クッキングライフnukunukuさんにての
銅鍋づくり体験を開催させていただきました。
nukunukuさんの1階は
私が美味しいエネルギーを補給に行かせてもらっている
ティオペペさんです。
シェフが、ティオペペさんを
マダムが、nukunukuさんで料理教室を主宰されており
お二人に大変にお世話になっています。

このビルの前の花壇だけは、色とりどりの花が咲き
こんな心使いが嬉しくなるお店の前。
銅鍋づくり体験は今年で、4回目
今年も、8名の満席での開催となりました。

こちらは、ティオペペシェフの歴代の銅鍋。
使い込んでいただいている風合いが、とても嬉しくなります。
軽くて使い勝手が良く、生活の一部となっていただいているよう
第1回目の楕円の銅鍋は、歴史に残る逸品です。

いつも美味しいランチ付きの、nukunukuさんの銅鍋づくり体験。
今年は、鯛飯や山菜の天ぷら。
こちらの山菜も朝、シェフが採りに行ってくれ
マダムが銅鍋でカラッと天ぷらに上げてもらいました。

今回4作目のシェフの銅鍋は、厚目の材料をご希望とのことで
普段は、0.8ミリの材料ですが、この度は1.2ミリの材料をご用意。
シェフの体力と腕力があれば、この厚みでもしっかりと形になりました。
全身を使い、形にしてゆくシェフの姿に、職人としての姿を感じた次第です。

この度も、ご参加のみなさんに、楽しかったとの感想をいただき
職人冥利につきる時間。
一生物の銅鍋をご自身で生み出すひとときと共に
これからの銅鍋ライフを楽しんでいただけたら幸いです。

クッキングライフnukunukuさんでは、各種料理教室を開催されています。
私も、先日参加させていただき、鶏ハムをつくっての、たっぷりサンドイッチとひよこ豆のスープを教えていただきました。
日々の生活の中に活かせるお料理教室。
是非、nukunukuさんのHPをご覧いただけたら幸いです。
私もまた、参加させていただきたと思っています。

会場と美味しいランチを提供してくださったnukunukuさん
ありがとうございました。
そして、ご参加のみなさん、心よりありがとうございました。
素敵な銅鍋ライフをお過ごしください。

先日、4月29日月曜の夜に開催された
いつもお世話になっているヒメミズキ様でのお食事会に参加させていただきました。

今回は、大分県在住の角田淳さんの白色系の器を使い
長岡市出身の料理家 坂田阿希子さんのお料理をいただくとゆう
とても贅沢なひととき。

私も作家さんに出会う機会は多くあるのですが
角田さんのように、実際に使えるものをたくさん持っている作家さんは
なかなかおらず。
ご自身の器を実感してもらう機会を提供できる方は
生活に密着した製作をされていると感じます。

遅れての参加で、玉ねぎの甘い甘いスープは撮りきれず。
角田さんのスプーンは、スープ皿に滑り落ちず
そんな気配りが素晴らしい作家さんです。

四角いお皿にたっぷりのお野菜。

グリーンピースのコロッケ。
こちらは、ヒメミズキ店主 小笹さんが普段お宅で使ってくれている
銅鍋で、揚げていただきました。
坂田さんからつくりり方などをお聞きしながら。
ホクホクアツアツを、新体験のウドのピュレと一緒に。

そして、あさりとセリのピラフ。
浸透圧のお話。
お米が最初に吸うものの大切さ。
などなど、こちらも坂田さんのお話に、とても勉強になりながら
その美味しさを実感。

角田さんの器は、お料理を乗せる想像力を駆り立ててくれます。
それを実感させてくれる、坂田さんのお料理。
このような企画をしてくれる、ヒメミズキさんも、生活の中での器使いを
楽しんでられるのだろうなと、改めて感じるひと時となりました。

私も、コロッケの器とご飯の器とカップを
日々の器として、手元に招き入れました。
是非、触れて実感していただけたら嬉しく思います。


角田さんの個展は、8日まで
角田淳個展
-薫風の候-
4/28(日)-5/6(月)
11:00から18:00
新潟市中央区古町通2番町528

ヒメミズキさんFBページより