日記

ものづくりやワークショップなどの様々な活動、
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カテゴリー〈 展示会・イベント 〉

燕市の工房から車で20分程度、昨年購入した石瀬の家に鎚起銅器の道場を開設するに向けて、バーナーで焼きなましをしたり、水作業ができるような場が必要なため、土間づくりを6月16日から18日まで開催しました。
土間の中でも、コンクリートを流し込むものではなく、昔ながら三和土と言われる、砂利や砂を使い、人力で叩き締める工法を取り入れました。
この三和土づくりは、なかなか経験することができない根気と人手の居る作業で、関心を持ってくれた仲間が集って賑やかに行われました。
その模様をお伝えします。

コンクリートと三和土の違いとしては、三和土は地面からの湿気を必要とすること、また庭造りの際と同じく空気と水の流れをつくってあげるところから始まります。

地面に溝を掘り外界との繋がりをつくり。そこに炭を撒く「埋炭」と言われる作業から。場が整えば、砂利の敷き詰め。ダンプ2台分の砂利をみんなで一所懸命に。バケツリレーで。

室内にも。

外は石を組み上げて堰止めをします。
全体に砂利が行き渡ったら、木材を加工した道具で叩き締めてゆきます。

これをひたすら続ける。
叩き締めて叩き締めて、また叩く。


砂利が固まったところで、山砂と石灰を混ぜ合わせ、塩化マグネシウムの水溶液で溶き、程よい硬さの土を均一に入れ込みます。

そして、またひたすらに叩く。
これは人海戦術でしかないですが、叩いてみると叩きします前と、叩きしめられた後の食感が違うことが、初めての私にも感じられました。

とても綺麗に仕上がった三和土。
あとは、固まるのを待つのみ。
この後は、壁に漆喰を塗り、耐火レンガを積み上げ、製作道具を運び入れたら、完成となります。

土間や縁側は、家と外界の汽水域。その間(あわい)の汽水域が重要なのだと感じます。
この道場も、プロになる人とゆうよりも、一般の方に気軽に、しかし、本来の鎚起銅器の製作工程で器づくりをしてもらう、職人との汽水域だと思います。
ここでどんな器が生まれるのか、楽しみです。
機会を作ってくれた新潟市アトリエnico 建築士の羽ヶ崎さん。
新潟市沼垂の大工のマーシーさん。
上越から駆けつけてくれた庭師の石川さん。
また、三日間の中で一所懸命に土間づくりをしてくれたみなさん、ありがとうございました。
また、完成の暁には、ゆっくりと足を運んでいただけたら幸いです。

今後の予定をお伝えします。
この6月に「石瀬の家」に鎚起銅器道場を開設すべく、土間づくりをしました。
コンクリートではなく、三和土と言われる昔ながらの土間づくりです。
まだ、完成は先になるのですが、段々と道場の形が見えてきました。

そんな石瀬の家で、久しぶりに突発!銅器づくり体験を開催します。
突発!「石瀬の家」銅器づくり体験 7/8(土)
まだ、本格的に暑くなる前の山裾で、銅器づくりの集中時間を楽しんでいただけたら幸いです。

また、7月1日土曜は、新潟市内での銅鍋づくり体験。
ニイガタカレー祭」に参加させていただきます。
今回はお寺での開催とゆうことで、落ち着いた空間が広がることでしょう。
カレーのランチ付きとのことで、カレー好きのみなさんには、是非参加いただけたら幸いです。

翌日2日日曜は、福岡よりミヤムの恋するcooking 宮村ゆかりさんをお迎えして、第2回目となるベトナム料理教室 in石瀬7/2(日)です。
以前ご好評をいただいたベトナム料理教室。
先日、ベトナム研修旅行に行かれた宮村さんのフレッシュなお話を、より多くの方にお聞きいただけたら幸いです。

7月9日日曜は、#きーぼうdo.さんで定番となりました、鎚起銅器で盃作り@本町大橋組
こちらは、試飲付きでの開催ですので、杯をつくった後に、それぞれの杯を愛ながら、お酒をいただける良き時間となっております。

また7月の締めくくりは、7月30日日曜。毎月1回三条ものづくり学校開催の
鎚起銅器 銅鍋づくり体験 in三条 7/30(日)です。
定例開催のこちら、県外からのお客様も多く参加してくださいます。
地元での開催とゆうこで、燕三条の空気を感じていただけたら幸いです。