日記

ものづくりやワークショップなどの様々な活動、
日々思うことなどを綴っています

カテゴリー〈 展示会・イベント 〉

「鎚起銅器銅鍋づくり体験会」鎚起銅器とは、新潟県燕市に伝わる伝統工芸。https://tsuiki-oohashi.com/
その技術を使い、30センチ程の平らな板を木槌でひたすらに叩き、銅鍋をつくる体験会を愛知県豊田市で開催させていただきます。
銅鍋の特徴は、軽くて熱伝導率が良く、火が満遍なく入ります。天ぷら屋さんやおでん屋さんで銅鍋が使われているのも、一定に熱が伝わりやすい為。海藻や野菜を茹でれば色鮮やかになり、ジャムや餡子を炊く際にも一定に混ざりやすく。卵焼きやパンケーキを焼く際にも、ふわふわさ加減が違うと言われています。
参加者さんがお料理されている模様は、こちらのFBページを参考にご覧ください。鎚起銅器てづくり銅鍋愛好会https://www.facebook.com/groups/252134978298904特に、型があるわけではないので、平たい鍋、深い鍋、四角い鍋、みなさんの発想次第で様々な形が生み出されます。IHには使えませんが、オーブンに入れて使っていただくこともできます。

愛知県豊田市足助の趣ある古民家で、ご自身の手で鍋を生み出す喜び、その道具で料理をされる楽しみを感じていただけたら幸いです。ご参加を心よりお待ちしております。

【日時】 3月22日(金) 10時30分から16時
     (製作完了の方からお帰りになれます。)
【参加費】 23,000円(ランチお弁当付)
      ※キャンセルポリシー 2日前 30% 前日 50% 当日 100%
【持ち物】 特にありませんが、動きやすい格好でいらしゃってください。
【会場】 北小田の家(愛知県豊田市北小田町伯母平28)
【お問い合わせ・お申し込み】 090-8610-7017(大橋)
      yasutaka@tsuiki-oohashi.com

この春より、本格的に始動する「石瀬の家」鎚起銅器道場。
昨年の夏には、三和土を打ったり、漆喰を塗ったりと、内装を整えることができました。この後は、道具などを整備してゆきます。
その際、みなさんのお力で、この道場を育んでいただければとゆう願いを込めて、豆皿販売会を開催します。
今回、88枚の豆皿を製作し、その販売代金の全てを鎚起銅器道場の設備に使わせていただきます。
ボール盤やバーナー、ヤスリ等々。この道場を使い鎚起銅器を製作するみなさんの力になる道具を買い揃えます。

この豆皿自体、普段の鎚起銅器製作ででてくる端材を使ったアイテムであり。錫を塗ったり、ヤスリをかけたりと、基本を学べる器
今後、この道場から鎚起銅器を生業にできる職人が生まれてくれればと願っています。

2月12日月曜祝日の11時から17時まで。石瀬の家での販売会を主として、ネットでもご注文を受け付けます。お気に入りの豆皿がございましたら、お問い合わせよりご連絡ください
価格は
豆皿(大) 6,600円
豆皿(中) 5,500円
豆皿(小) 4,400円
豆皿(小小) 3,850円
消費税、送料込み。郵送でのお届けとなります。

今までの豆皿よりも、製作方法を変えて深い豆皿もできるようになりました。ちょっとしたおつまみを入れたり、玄関の鍵の受け皿として使っていただいたりと、幅広い用途にお使いいただけます。

3月より、鎚起銅器道場の参加者さん受け入れも開始する予定です。
こちらも詳細をお待ちいただけたら幸いです。

冬は雪で行程が読めないため、工房に籠る日々となります。
そして、春を待つ職人です。
普段は、なかなか在庫を持てないのですが、この籠る日々は、いろいろと試して器にしています。何某かの展示会の時には、新しい試みの器にも手に触れててもらえたら幸いです。

さて、今後の体験はこちら。
1月29日日曜
鎚起銅器 銅鍋づくり体験会in三条 1/28(日)

2月12日月曜祝日
「鎚起銅器道場を育む豆皿」販売会

2月25日日曜
鎚起銅器銅鍋づくり体験会 in三条2/25(日)

3月23日土曜24日日曜愛知県豊田市にてクローズの銅鍋づくり体験会。
上記はお仲間内のクローズ会となりますが、東海方面で銅鍋づくり体験に関心を持っていただき、主催してくださる方がおられましたら、お気軽にお問い合わせください
3月20日水曜は祝日ですし前後の平日でも、タイミングが合う方がおられましたら、どうぞよろしくお願いたします。
こちらの銅鍋づくり体験開催でも、銅板に錫を引いたり、真鍮の取っ手をつくったりと弟子を育てる糧になります。
各種体験会、周辺でご興味ある方がおられたらどうぞよろしくお願いします。

今夜
ツバメコーヒーさんにて。
福岡の工藝風向オーナー 高木崇雄さんの
トークイベントが開催されます。
テーマは「カルチベイト」

以前
工藝風向さんに伺った際
「素材と継承」とゆう話を伺いました。
私も普段考えていることでとても聞きたい所ですが
出張中のため現地で聞けないことが残念です。

しかし
現地は満員御礼とのことでリアルタイム配信がされることとなりました。
https://www.youtube.com/watch?v=691fNJ6Gpq0&themeRefresh=1

また
ご覧いただきこの活動を応援いただける際には
https://zokubutsu220920.stores.jp/items/655c28a8fddd800031d860f8
こちらから投げ銭でのご協力をいただけたら幸いです。
今夜19時よりどうぞよろしくお願い致します。

2023年秋の銅鍋づくり体験西日本ツアーも11月1日より始まりました。
福岡で3daysを終えて、後半は大阪市は高槻市の薩摩の牛太さんを会場として再会されます。
その後は、堺市、姫路、岐阜へと続きます。

これからの季節に重宝する銅鍋。
ストーブの上などで、加湿に使われている方もおられますし。
煮込み料理に使われている方もおられます。使い方は、みなさんそれぞれ。
銅鍋の魅力をいっぱいに引き出していただけたら幸いです。
こちらは、鎚起銅器手づくり銅鍋愛好会は、参加者さんのその後の模様です。参考にしていただけたら幸いです。

以下のスケジュールは、まだ多少の空きがある会場もあるようです。
ご参加を心よりお待ちしております。

21日火 大阪
銅鍋作りワークショップ
23日木祝 堺
大人気!!堺でも8回目★世界でたったひとつの銅鍋作り体験 IN 堺市 2023年11月23日(祝) 10:30〜16:30
24日金 姫路
https://www.instagram.com/p/Czf6nhppS3p
25日土 姫路(クローズ会)
26日日 岐阜 満席

先の10月27日金曜。
新潟市旧岩室村の「石瀬の家」にて
鞍田崇さんのお話会イベントを開催させていただきました。
このようにお話会を開催する最初に
鎚起銅器の本「俗物」製作の際にもお世話になった
鞍田崇さんに足を運んでいただけたこと
心より嬉しく思います。

そのお話会の模様を
youtube動画でupさせていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=_MqnZue8ygw
石瀬の家の雰囲気と共に
鞍田さんのお話をじっくりお聞きいただけたら幸いです。
鞍田さんのご好意により
概要欄にスライドも貼り付けさせていただきました。

また
こちらのお話会イベントなど
自分たち自ら地域をカルチベイトする中で
手弁当での活動となります。
こちらの動画をご覧いただき
応援してくださる方が居られまいたら
こちらのページから投げ銭ご支援いただけたら幸いです。https://zokubutsu220920.stores.jp/items/65558978e12a950031263e6e

また今後とも
カルチベイトをテーマにお話会などを重ねてまいりますので
ご一緒いただけたら幸いに思います。

2ヶ月に1回ほど寄せていただく、新潟市本町のコミュニティスペース#きーぼぅDoさんでの盃づくり体験会。
この9月は、参加者さんが今までつくられた作品展も同時開催してくださいました。

初めてつくったものの味わいは、技術に慣れてしまったら出せないもの。みなさんの力作は、美味しいお酒をのめることでしょう。
そして、この体験会では、鎚起銅器は鎚目がついているとゆう概念を変化させてくれる機会も与えてくれました。

次回は、小鍋や大鍋づくり体験も同時開催致します。
12月とゆうことで、忘年会もあるとのこと。
今年の締めくくりとして、何か一つ、ご自身が生み出すものづくり体験いかがでしょうか?
ご参加を心よりお待ちしております。


鎚起銅器体験:本町大橋組
次回は12月3日(日)
盃体験 5000円
小鍋体験 12000円
大鍋体験 17000円
※試飲セット(お酒1合とおつまみ)
時間は、盃の方は14時〜
お鍋体験の方は12時半頃スタート予定です
お申込みはきーぼうdo.まで
新潟市中央区本町通6-1115
MAIL:info@victory-r.com
TEL:050-3590-0078

本日、9月16日土曜、17日日曜と、赤坂六本木アークヒルズ カラヤン広場にて、小皿づくり体験を10時から17時まで、開催しております。
https://www.arkhills.com/events/2023/09/0068.html
新潟からは
フレンチプレスで植物染め by 植物染め浜五 星名康弘さん
小さな盆栽づくり by ぼんさい屋とき 高橋星児さん
プチ陶芸・串だんご人形を作ろう by アトリエぽてぽてぽ(さいとうようこ)さん
ガラスの小物づくり by izumi glass studio 星名泉さん
が参加しております。

周りでは、美味しそうな屋台。神輿などのイベントが開催。
ゆっくりと楽しんでいただける空間となっております。
ご来場を心よりお待ちしております。

燕市の工房から車で20分程度、昨年購入した石瀬の家に鎚起銅器の道場を開設するに向けて、バーナーで焼きなましをしたり、水作業ができるような場が必要なため、土間づくりを6月16日から18日まで開催しました。
土間の中でも、コンクリートを流し込むものではなく、昔ながら三和土と言われる、砂利や砂を使い、人力で叩き締める工法を取り入れました。
この三和土づくりは、なかなか経験することができない根気と人手の居る作業で、関心を持ってくれた仲間が集って賑やかに行われました。
その模様をお伝えします。

コンクリートと三和土の違いとしては、三和土は地面からの湿気を必要とすること、また庭造りの際と同じく空気と水の流れをつくってあげるところから始まります。

地面に溝を掘り外界との繋がりをつくり。そこに炭を撒く「埋炭」と言われる作業から。場が整えば、砂利の敷き詰め。ダンプ2台分の砂利をみんなで一所懸命に。バケツリレーで。

室内にも。

外は石を組み上げて堰止めをします。
全体に砂利が行き渡ったら、木材を加工した道具で叩き締めてゆきます。

これをひたすら続ける。
叩き締めて叩き締めて、また叩く。


砂利が固まったところで、山砂と石灰を混ぜ合わせ、塩化マグネシウムの水溶液で溶き、程よい硬さの土を均一に入れ込みます。

そして、またひたすらに叩く。
これは人海戦術でしかないですが、叩いてみると叩きします前と、叩きしめられた後の食感が違うことが、初めての私にも感じられました。

とても綺麗に仕上がった三和土。
あとは、固まるのを待つのみ。
この後は、壁に漆喰を塗り、耐火レンガを積み上げ、製作道具を運び入れたら、完成となります。

土間や縁側は、家と外界の汽水域。その間(あわい)の汽水域が重要なのだと感じます。
この道場も、プロになる人とゆうよりも、一般の方に気軽に、しかし、本来の鎚起銅器の製作工程で器づくりをしてもらう、職人との汽水域だと思います。
ここでどんな器が生まれるのか、楽しみです。
機会を作ってくれた新潟市アトリエnico 建築士の羽ヶ崎さん。
新潟市沼垂の大工のマーシーさん。
上越から駆けつけてくれた庭師の石川さん。
また、三日間の中で一所懸命に土間づくりをしてくれたみなさん、ありがとうございました。
また、完成の暁には、ゆっくりと足を運んでいただけたら幸いです。

今後の予定をお伝えします。
この6月に「石瀬の家」に鎚起銅器道場を開設すべく、土間づくりをしました。
コンクリートではなく、三和土と言われる昔ながらの土間づくりです。
まだ、完成は先になるのですが、段々と道場の形が見えてきました。

そんな石瀬の家で、久しぶりに突発!銅器づくり体験を開催します。
突発!「石瀬の家」銅器づくり体験 7/8(土)
まだ、本格的に暑くなる前の山裾で、銅器づくりの集中時間を楽しんでいただけたら幸いです。

また、7月1日土曜は、新潟市内での銅鍋づくり体験。
ニイガタカレー祭」に参加させていただきます。
今回はお寺での開催とゆうことで、落ち着いた空間が広がることでしょう。
カレーのランチ付きとのことで、カレー好きのみなさんには、是非参加いただけたら幸いです。

翌日2日日曜は、福岡よりミヤムの恋するcooking 宮村ゆかりさんをお迎えして、第2回目となるベトナム料理教室 in石瀬7/2(日)です。
以前ご好評をいただいたベトナム料理教室。
先日、ベトナム研修旅行に行かれた宮村さんのフレッシュなお話を、より多くの方にお聞きいただけたら幸いです。

7月9日日曜は、#きーぼうdo.さんで定番となりました、鎚起銅器で盃作り@本町大橋組
こちらは、試飲付きでの開催ですので、杯をつくった後に、それぞれの杯を愛ながら、お酒をいただける良き時間となっております。

また7月の締めくくりは、7月30日日曜。毎月1回三条ものづくり学校開催の
鎚起銅器 銅鍋づくり体験 in三条 7/30(日)です。
定例開催のこちら、県外からのお客様も多く参加してくださいます。
地元での開催とゆうこで、燕三条の空気を感じていただけたら幸いです。