大橋保隆について

一枚の銅板を叩き、形を起こす。
長い時間を共にすごせる器たちを
ひとつひとつ手を使い、
毎日丁寧につくっています。
大切にしてるのは伝統の技術だけでなく、
そのものに心を込めていくこと。
その器をお手の中で感じていただければ幸いです。
1枚の銅板から打ち上がった歴史が、
貴方のお手の中で
器にも刻まれ続けていきます。
今の世の中だからこそ、より感じる事のできる
手づくりのこころを味わっていただけますように。

鎚起銅器職人 大橋 保隆

Tsuiki copperware craftsman YASUTAKA-OOHASHI

昭和50年7月17日生まれ。父 正明の背中を感じ、保育園の頃からの夢は「父と同じ職人になること」
10年の鎚起銅器修行期間を終え独立。平成19年より独自の製作を進め、生活道具である事を大切に、多くの優れた作品をつくりだしている。近年は、その技術を伝えるワークショップなどの人気も非常に高い。
その紳士な物腰と、どことなくチャーミングな人柄のファンは多く、長く続く作家本人との関係性が、手元で育てる事のできる作品の価値を更に高めており、その魅力を替えのきかない特別なものにしている。