日記

ものづくりやワークショップなどの様々な活動、
日々思うことなどを綴っています

カテゴリー〈 旅 〉

エッフェル塔のそばから出ている、セーヌ川の水上バスを見つけ、乗船してみることにしました。17ユーロで、1日乗り放題の水上バスは、観光名所をぐるぐると巡っていて、バスとは違った風景を見せてくれます。
今回は、エッフェル塔からシテ島に。

今年、工事中の火事で焼けてしまった、ノートルダム大聖堂
私が訪れた、前回はまだ、その威厳に満ちた様相を見せてくれていました。
この大聖堂の宝物館には、金属のものづくりに関わるものにとって、必見のものが沢山収蔵されており、いつかの修復が強く望まれます。

そして、前回のパリで一番に感動を覚えたサントシャペル
真っ赤なステンドグラスの部屋には、壁にぐるりと椅子が並べてあり、何時間でもこの空間に浸っていたいと思わせてくれるひとときでした。
この光に包まれながら、古の人々の祈りも続いたのでしょう。

パリはノエルの季節。
12月の本番に向けて、徐々飾り付けがされています。
街を闊歩した二日目も無事終了。
後編の西南フランスの田舎町編へと続きます。

今回、2019年の夏に2回目のフランスへの旅を経験し、前回、初めての海外一人旅で訪れたフランスを振り返っております。
海外への一人旅が初めてなら、フランスも初めて。
そんな初めて尽くしの中、様々なみなさんのご協力のお陰で、パリから南西フランスへと無事に10日ほどの旅を経験することができました。

その経験があったからこそ、今回総勢9名のみなさんとの旅も、無事に進められたことに感謝しつつ。この度も経験を重ねたフランスの地は、またぐっと身近になりました。
今回は、念願の鎚起銅器体験も、南西フランスで開催させていただき、パリだけではなく、地方の方々にも鎚起銅器に触れていただくことができました。

22018年11月も終盤、初冬のパリの美しい朝焼け。
初めてのこの地で、どんな経験ができるのか、期待と五里霧中の手探りの不確かさを噛みしめつつ、パリの1日は始まりました。

一人旅、シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内へ。
タクシーではコストがかかり過ぎると、地球の歩き方で知ったRoissyBusでパリ市内へと移動。
チケットの買い方から、バス停から、歩きに歩き、警備員さんに聞きつつ。
なんとか12ユーロの移動をすることができました。

Roissy busは、空港からオペラ座への直行便。なんとゆうことも無く選んだホテルが、アクセスの良いこの地域だったとゆう幸運に感謝しつつ。
この初めてのパリらしい建物であるオペラ座を、見上げておりました。

ホテル荷物を預け、近辺の散策へ。
今なら、有名な場所は位置関係を把握できていますが、この時は、兎に角歩いて場所を把握することが、大切と感じておりました。
コンコルド広場から、チュイルリー公園エッフェル塔遠望、セーヌ川

午後からは、長友心平さんのご紹介で、パリで旅行会社に勤めておられる、中村さんと合流させてもらい、贅沢にもマンツーマンでルーブル美術館の案内をしていただきました。

一日目も無事に終了。
二日目も、パリ市内散策に。
チェイルリー公園にある、オランジュルー美術館は、モネの大きな作品が2つの部屋に渡り展示されています。ひとつの作品がぐるりと部屋の四方にかけられており、ぐるぐると回ったり、椅子に座りながらじっくりと干渉したりと、それぞれの鑑賞の仕方でゆっくりと眺めていられます。
日本に関心を深く持っていてくれたモネの美術館には、日本語の解説もあり。

更に練り歩くと、そこかしこに、素晴らしい彫刻や建築物があります。

歩いて
歩いて
歩いて
シャンゼリゼ通りをエトワール凱旋門まで。
パリ市内は、東京山手線の内側くらいの大きさと言われていて、歩いても充分に移動ができる街。歩きつつ、位置関係と途中にあるお店を見つつ、パリの街を実感してゆきました。

流石の街の中心の凱旋門。
パリはナポレオン・ボナパルト無しでは、語れないでしょう。
その街の出来た歴史と、街の作りの理由が、明確にこの凱旋門に出ているなとかんじました。
凱旋門から、高みのメルクマール エッフェル塔へ。

2018年は、日仏友好160周年とゆうことで、日本の催事も各地で開催されていたようです。
私が、訪れた際にも、ジャポンマルシェが開催されていました。

海外と日本のイメージのギャップは、まだまだあると感じますが、日本のもづくりを通して、その精神性をお伝えできたらと、改めて思う初の海外旅行ひとりたびとなりました。
ここから、セーヌ川へ。
中編に続きます。

パリといえば蚤の市。
とゆうことで、初めてヴァンヴの蚤の市に寄ってみました。
バカンスのためでしょうか、人もそれほど出ておらず、お店もそれほど出ておらず。ゆっくりと楽しむことができました。
今回、出会ったものは、金属食器の貝印の金型。貝は殉教者ヤコブの象徴でもあり、この旅の記念にと購入してきました。

そして、本題のスタスブールから、コルマールへの旅。
パリの東駅から新幹線で2時間。
ドイツとの国境にあり、陸続きのヨーロッパだけにそれぞれの文化が解け合い、フランスとドイツの融合に、とても可愛い街として多くの人が訪れていとのこと。
まずは、ストラスブールより、電車で30分ほどのコルマールへ。

この街は、戦災を受けずに残り、本来の姿を見せてくれており、宮崎駿さんがハウルの動く城のモデルとした街とも言われていて、古い木組みとカラフルな街並みは、本当に今でも動き出しそうな雰囲気を持つ街です。

土地が変われば、食べ物も変わる。
やはりドイツに近いだけに、名物のシュークルートも、ソーセージなどの加工肉とホクホクしたジャガイモなどを、美味しくいただく機会となりました。

そして、やはり街の中心部には寺院。田舎町の奥に屹立し、繊細な面持ちとその土地で取れたであろう切石のあたたかみのある色が、ひとつの衝撃として私の中に飛び込んできました。
サンマルタン寺院。
なんとも、静謐を保つ場所と感じました。

そして、コルマールから新幹線駅のあるストラスブールへ。

こちらは、駅も近代的で、街並みも開発が進んでいると感じつつ、街の中心部に進むと、そこには、やはり大きなストラスブール大聖堂が。

コルマールの屹立とは、またひと味違い、どれほど天を突くのだろうと思う、大聖堂の高さ。こちらも繊細な作りと共に、大聖堂と言われるだけの多くの彫刻やステンドグラス、パイプオルガン、天文時計など、ひとつの集大成としての形を感じさせてくれます。

欧州の旅で感じる信仰心。
信仰心×(建築+彫刻)は、現代では辿り着けない、その時代の時間の流れがもたらしてくれる財産なのだと思います。
そして、現代に生きる私たちのものづくりは、どんな時間の中で、どんなものを生み出すのかを問われているのだろうなとも。

「なにごとのおわしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる」
西行の言葉を噛みしめつつ。
形は違えども、こころに迫るものづくりを実感する旅は続きます。

今回は、初めて日本人向けのツアー参加を試みてみました。
目的地は、車で西へ4時間のモン・サン・ミッシェルへ。
海に囲まれたモン・サン・ミシェルは、巡礼地としてとても有名なところですが、以前は、イギリスから攻められ、海賊から攻められと、翻弄されながら要塞としての機能を持っていたとのこと。
この海の向こうに、この寺院に集うみなさんは、何を思っていたのか。

パリの街中では、荘厳で信仰心でできた建築と彫刻の塊、とゆう印象を受けますが、この寺院は、ゴシック建築の中にシンプルで淡いステンドグラス。そのステンドグラスの優しい光に包まれて、祈り続ける力強さの塊とゆう印象を受けました。

パリから車で、東に4時間。
干潮の際には歩いて渡れ、満潮になると孤立する島。そこで祈り続けられていた想いは、どこに届いているのだろうと想いを馳せつつ。
また、帰路に。

モン・サン・ミシェルは、観光地としても多くの来場があり、寺院へ続く坂道には、所狭しとお土産物屋さんが並んでいます。
そんな道路に、銅鍋がひとつ。
ジャム用の鍋と思います。銅鍋でジャムをつくると、時間が短縮され、色も鮮やかだとか。銅の特徴を表すひとつと思います。フランスでは、お菓子への熱量もとても高いだけに、このように銅鍋の文化で繋がれることを、とても嬉しく感じます。

お城であり、宮殿だったルーブル美術館
以前は、駐車場に使われていた地下1階には、その城壁がまだ残っており、往時の風景の造像を膨らませてくれます。
その後は、宮殿としての存在と、その一部を市民によって取り壊されるとゆう事態とを経験し、王族の持ち物が、今は市民のものとして、現在の形になったとか。

パリの歴史を感じさせてくれるルーブル美術館では、20万の所蔵品の中の1割の2万の美術品が展示されているようです。
彫刻なら、彫刻。絵画なら絵画。
その流れを知ることで、人の歴史を感じることができます。

今回も美術に詳しい、パリ在住の中村さんのご案内。
先ずは、彫刻。
だんだんと、服を脱いで行くビーナス。
服の襞、姿勢、その時代によっての変遷は、人の美に対する希求の現れ。
完璧と言われるミロのビーナスも、解説を聞きながら実際に身近で観てみると、見えない線が出て来たりするものです。

何十段もある階段の上でいっぱいに光を受けている、サモトラケのニケ
航海の安全を祈り、船の舳先につけられていたそうです。
波に濡れて肌にぴったりとついた衣、風を感じる翼。
ルーブルの中でも私の好きな彫刻のひとつです。

レオナルド・ダ・ヴィンチの、筆の跡が全く残らない、洗礼者聖ヨハネ。
キリストと共に、よく西洋絵画に登場する聖ヨハネ
漁師だったヨハネは、ラッコの毛皮を着ています。この絵もよくよくみると、左手には杖を持ち、体にはラッコの毛皮を巻いています。

何万点にもわたる名品は続きます。

その時々で、目に触れるものも違いまが、今回、一番沁みたのはドラクロア民衆を導く自由の女神

自由を獲得しようとする市民の絵として、有名ですが、その下で踏みつけられている兵士の姿。そこには略奪の跡もあり、革命とゆうものを考えさせられます。自由を求め、自由を獲得してきたフランスとゆう国。そのひとつの姿として、この絵の教えてくれるものもあるなと感じつつ。
日本に置き換えたときに、私たちはどんな姿勢で乗り越えて行くのだろうかと考えます。

最後は、ミケランジェロ奴隷
彫刻は、石を組み合わせて製作することが通常のようですが、ミケランジェロは、一体物としての彫刻の製作を続けています。
石切場までにも、足を運んでいたようで、その分、製作には時間がかかったようですが、部分を組み合わせる彫刻と、石から掘り出す彫刻と、その方向性の違いは、鎚起銅器にも共通する考える違いのような気がします。
そして、この作品は、縛られながらも天を目指している男が主題。
側には、盲目で欲望に縛られている作品が対になっています。
どうしても何かに縛られている人間社会。しかしながら、目を瞑らずに、目指すべき場所を、どんな環境でも目指したいと思わせてくれる作品でした。

充実した1日を終えて。
フランス、3日目へと続きます。

前年の冬、パリ〜ボルドーへの旅に引き続き
今年もご縁があり、フランスへの旅に旅立つことができました。
前回の旅では、ボルドー方面の地元大工さんの知り合うことができ、銅鍋づくり体験に向けて、木台を製作してもらいました。その木台の調整とともに、実際にフランスの方々にも、体験をしていただくのが目的。
と共に、いつもお世話になっている皆さんと共に、合計9名での旅となります。
そんな旅の模様を、現地よりお届けしたいと思います。

この季節、ハイシーズン中の安旅行は、台北経由香港経由パリ行。
20時間ほどの時間を使い、やっと着いたシャルル・ド・ゴール空港。
2回目とゆうことで、だいぶ様相も把握でき、スムーズにバスでオペラ座付近のホテルに。
RoissyBusは、空港とオペラ座を結び、とても便利なバスです。
前回の一人旅で、空港を歩き回ったお陰。身体を使い実感の中で把握する大切さを感じております。

街の中心にある、オペラ座ガルニエ宮
運良く前回はここにホテルをとることができ、その便の良さで、今回も滞在はオペラ座近くのホテルに。

花の都とゆう別名を持つほどのパリ。
やはりその歴史を残す首都だけに、街を歩くだけでも、素晴らしい建築彫刻に出会えます。
先ずは、ナポレオンが、ギリシアへの思いを込めて、建築途中で様式を変更したとゆう、マドレーヌ寺院

噴水が気持ち良いコンコルド広場と、パリのメルクマール、エッフェル塔

8月のパリは、陽が長く午後9時ごろでも、こんな夕暮れ。

1日目は、周辺の散策で終わり。
2日目は、前回は乗らなかった地下鉄。芸術の街の中でも様々な芸術家が集った、ルネッサンスの地、モンマルトルへ。

前回の旅で知り合った、中村さんにアテンドをしていただき、芸術家の足跡をたどらせていただきました。
ほんのひととき。ですが、その土地の空気に触れることで、何か感じられればと。

モンマルトルは、パリ市外にポツンと小高い丘のような場所。パリを一望に見渡す頂上には、サクレ・クール寺院。パリ市内を見守ってくれています。
その近くにある、首を落とされても、首を持ち歩きながら教えを説いたと言われる聖ドニ。私もこの位の覚悟を持って、仕事に臨みたいものです。

パリ到着から、モンマルトル編は、午前中に巡り。
Part2は、ルーブル美術館へと続きます。

先日、長野県東御市の問 touに寄せていただきました。
問 touでは、豆皿や盆などをお取り扱いいただき、数少ないお取り扱い店のひとつとして長野でも実際に触れていただける場所。

問 touは、ギャラリーや本の販売と共に、カフェを併設されており、このカフェは、近所のツバメコーヒーさんがデザインに関わっておられ、コーヒー豆もオリジナルの問 touブレンドで提供されています。
そして、そのお湯を沸かす器も、開店の際に製作させていただきました。

この大きな湯沸は、店主の平田さんからぽってりとした沖縄のパナリ焼のイメージをいただき、そのあたたかな姿を鎚起銅器で表現させてもらいました。

問 touは、同じ市内にある「わざわざ」さんの姉妹店として、非日常をテーマに、足を運ばれるみなさんに問いかけ、また、応え問いかけられる、そんな空間に設えられています。
非日常。
私も、仕事以外で、県外を訪れることは、ほぼないのですが、この長野県の問 touには、何とは無しに足を運んでみたくなる場所。

特に、何とゆうこともなく
美味しいパンにコーヒーと、新しい感性に触れる選書に、会いに行きたくなります。
そして、丁寧な日常をテーマにする、わざわざさんで買い物をして帰る。

ほんの時々、私の人生の楽しみのひとつです。
是非、ふとした時、背筋の伸びる問 touに、足を運んでいただけたら幸に思います。

昨日は、早めに体験会も終わり、台湾の街を散策。
ブラブラと歩いていると、河があるようなので、淡水河を見に川辺へ。
港は、整備がされており、カフェなどの飲食店が数件。
雨も上がっていて、今回の体験会の無事を祝いつつ、台湾ビールを1杯。

台湾の街中には、小さい飲食店が散見し、小腹が空いたところで、麺を。
日本では、麺の上に具が乗っていますが、こちらの面は、ちゃんぽんのようにいろんな具材が、食べれば食べるほど出てきます。
いろんな具材も、ひとつひとつが美味しさを醸し出しています。

そして、お馴染みになった、新光三越で、肉まんを買い、ホテルへ。

明日は、いよいよ日本へ。
帰国を控え、のびのびと一日観光へ。
故宮博物院にも、再度行ってみたいと思いながら、今日は、昨日見た淡水の河が、どこに繋がっているのかを知りたくて、地下鉄に乗り、港へ。
しっかりと、ホテルの朝食をいただき、今日も始まります。

河口の淡水の街は、地下鉄で40分ほど。
乗り換えなしの1本で、終着の駅が淡水。

この日は、大雨から一転。爽快な空。
南国の暑さをしっかりと、港町で味わえました。

この街に、キリスト教を布教した、宣教師の像などもありつつ。
淡水は、観光地となっていますが、一本入ると、市場的な街が広がっており、活気がありました。

私は、賑やかな場所から、小型フェリーで脱出。
15分ほどで、港の最先端まで、ゆけました。

この旅、一番の美しさを感じた、この雲。
こんな美しい雲のうえには、何かあるかもしれないと、古代の人々の想像も理解できます。

港町の最先端で、出会った鮮魚のお店が秀逸でした。
イケスで食材を選び、調理の仕方を選び、その場で調理をしてくれる。
ハマグリやエビ。それらのぷりぷり感と味の深さは格別です。
台北市内を眺めつつ。

ゆっくりして、帰ろうと思っていたら、遠くにあった黒い雲が、もう目の前に。
とてつもないスコールに叩かれつつ、淡水の駅へ。
「時も場も 全てを流し 淡水の雨」
これも南国のいっときの楽しみ、と思いつつ。

いつもの、新光三越で肉まんを買い、土砂降り続く道を、ホテルへ。

南国らしい、最後の夜。
ゆっくりと眠り。
明日はいよいよ、帰国の途に。

今回のホテルは、洗濯機なども揃い、とても過ごしやすく、ビュッフェも毎日、違ったメニューが並び、1週間もいると、チェックアウトはなんとも、心残りのするものです。

松山空港へ到着当初。
初めての土地で、初めての習慣に、どんな世界が広がっているのだろうと、いろんな気持ちが綯い交ぜでしたが、1週間を過ごし、様々な人と出会い、その土地の美味しいご飯をいただき、歴史に触れ。
共通するもの、異なるもの、それらを超えて解り合えるもの、を感じる旅となりました。
とっても身近に感じる台湾。
また、すぐに訪れられる気がしながら、雨の松山空港から東京へ。

雨の大地も、雲を抜ければ青空。
自然の美しさと、人間のつくりだす美しさ。
また、帰ったら、励もうと思いつつ。
この旅で、ご縁のあったみなさん、心よりありがとうございました。
そして、今後とも、よろしくお願いいたします。
大橋保隆 拝

南国の果物の美味しさも堪能する台北。
ライチの瑞々しさと味の濃さ。
そして、また、種類が変わるホテルのビュッフェと、旅の愛用品鉄火味噌で朝は始まります。

二日目の朝は時間があり、松山空港近くのイベント会場へ。
この会場では、台湾と日本の古道具屋さんが集い、二日間のイベントを開催されていました。
昔の大きなタバコ工場とのこと。
とても雰囲気の良い場所となっていました。

見学のあと、タクシーで時食商行さんへ。
台湾のタクシーは、本当に格安で、大雨の移動には便利です。
本日も、銅鍋3名と盃3名のみなさんと。

店主さんが、動画を撮ってくださいましたので、こちらも、是非。

本日も、無事完成。

晴天から一転、土砂降りの台北。
駅前の新光三越で買い出しをして、ホテルで養生へ。
そして、三日目に続きます。

銅鍋づくり体験。
三日目のホテルの朝食と、いただいた果物。
マンゴーの香りの高さに、今日も嬉しい始まりです。

三日目の銅鍋づくり体験も、順調に進みます。
日本でもそうですが、その人それぞれの形に、仕上がってゆく楽しさ。
私は、手を出さずに、みなさんひとりひとりの力で生み出していただきます。
手を出せば、その分、安心で簡単なのですが、ご自身で作り出したとゆう実感を持っていただきたいとの願いがあります。

用意していただいた、台湾初めてのお弁当と、初物の西瓜。

そして、三日目も動画を。

午前中から始まり、16時には終了。
それぞれのペースで、それぞれの形を。
今回最後の銅鍋も、無事に生み出されました。

本当に、今回の銅鍋づくり体験も多くのご縁に恵まれて、たくさんの刺激と学びをいただきました。
この経験を糧に、また伺えるように、精進します。
そして、欧州などにも、銅鍋づくり体験で伺えたら幸いです。


時食商行さんでの展示は、まだまだ続きます。
台北へ行かれる際には、是非、足を運んでいただけたら幸いに思います。
住所 No. 17號, Lane 127, Section 2, Minsheng East Road, Zhongshan District, Taipei City, 台湾

いよいよ
6月22日土曜〜24日月曜の三日間にわたり
海外で初めての銅鍋づくり体験会と盃づくり体験会のの開催となりました。
いつものように、ホテルのビュッフェでしっかりと朝食をいただき
行天宮近くの会場とのことで、関羽が祀られる行天宮へ。
朝から多くの方が参拝されておりました。

時食商行さんの一角に設えていただいた、いつものような銅鍋づくり会場。
大きな切り株を用意していただいたお陰様です。

鎚起銅器のような基本的な技術も、大陸から伝わったとのことえすが、日本で独自に成長していき、今に脈々と残る技術をこのように、お伝えできることを嬉しく思います。
そして、普段から銅板に触れていられる参加者さんもおり、とてもお上手でした。

珈琲 錦小路さんのシフォンケーキと、自家製の梅ジュースでほっと一息つき。

1日目の銅鍋と盃。
無事に、完成となりました。
どの国でも、一枚から銅板を叩き形にする、その達成感と喜びは同じなのだと感じます。
コミュニケーションとしての、ものづくりの素晴らしさ。

体験会終了後に、お茶で有名な永楽街に。
人通りの多い場所にも関わらず、緑に囲まれたお店。
一枚板の大きなテーブルで、ゆったりと。

初体験の台湾茶。
日本人の定員さんが、丁寧に淹れ方を教えてくださり。
とても勉強になりました。
そして、この一揃えを銅器でも作ってみたいと。
現地に触れる。
使い方を知ることで、発想も広がってゆきます。
香りを楽しみ、色を楽しみ、味を楽しみ5煎ほど。
精進お好み焼きや、お菓子と共に。

ゆっくりと一息した後には、時食商行店主のご夫妻、一緒に展示をしているガラス作家の伊藤夫妻と台北夜の街へ。
小籠包で有名なお店で、楽しいひと時を過ごさせてもらいました。

食の街 台北で、美味しいエネルギーも補給し、二日目へ続く。