日記

ものづくりやワークショップなどの様々な活動、
日々思うことなどを綴っています

湯沸の縁巻き

2019.01.19

鎚起銅器の技術が詰まった湯沸。
2回目は、胴体のお水を注ぐ部分の縁巻き。
湯沸製作では、取り回ししやすいように0.8ミリとゆう材料を使います。
その分、縁の強度が落ちますので、
縁巻きをすることにより、強度を増すことができます。

先ずは、胴体部分を完成させ、縁巻きをしたい部分に線を引きます

木槌を使い徐々に曲げてゆきます。

先ずは、まっすぐ90度に。

当て金と、金鎚を使い、ぐるりと巻き込みます。
あとは、ヤスリで整えて完成となります。
シンプルなだけに、失敗すれば、全てが駄目になる作業になります。
手をかければ良いとゆうわけではなく
さらりと一気に形にする、職人の腕の見せ所でもあります。