日記

ものづくりやワークショップなどの様々な活動、
日々思うことなどを綴っています

カテゴリー〈 展示会・イベント 〉

前回の銅鍋料理教室の翌日には
Rawカレー教室とRawスイーツ教室が開催されました。
今回は、そのRawカレー教室の模様をお伝えしたいと思います。
講師は、銅鍋料理教室と同じく恋するミヤムのcooking
福岡県の宮村ゆかりさんをお迎えして。

Rawカレーってなんだろう?
とお思いの方も多いと思いますが、私も今回が2回目。
前年の秋に開催した第1回の際には衝撃的なカレーでした。
Raw料理は、加熱しない。
もしくは、加熱しても40度以上の高温にしない
そんな工程を経て調理されてゆきます。

その際に活躍するのが、地元ツインバードさんのこのミキサー。
力強さと、素早さ、このRawカレーには最適とのこと。

参加者さんも、この衝撃のカレー教室を楽しみながらも
真剣に聞いていただきました。

爽やかさが吹き抜けると、前回参加された方からもご感想をいただき。
私自身、身体がよろこんでいることを感じます。

福岡でも、開催されておりますし
新潟でも、再度、開催させていただきたいと思っておりますので
その際は、一生に一度は、このRawカレー教室にご参加いただけたらと感じるひとときでした

数年前から福岡県に銅鍋づくり体験に呼んでいただいている
ミヤムの恋すすcookingの宮村ゆかりさんを

この度は、新潟県にお呼びし
てづくり銅鍋での料理教室を開催していただきました。
場所は、新潟市の街中にある医学町ビルにて。

まずは、バーニャカウダー的なソースを。
半分くらいの量になるくらいまで、煮込んで煮込んで
蒸し野菜と一緒にいただきます。

銅鍋は熱伝導率がよく、蓋をしていただくと対流も良くなり
蒸し野菜も色鮮やかにほくほくと。

お次は鶏皮のカリカリ焼。
油もしかずに、そのものから出てくる油で、ただただ、ひたすらに炒め続けます。
途中であまり、動かし過ぎずに、しっかりと焼き切ることで、こびりつきにくくなります。

その他にも、ナスを揚げたり。

鶏の塊肉を焼いたり。

豆腐的なものだったり。

季節の新玉ねぎに、肉詰めしたり。

炊き込みご飯だったり。


とても充実なひととき。

デモンストレーション方式の料理教室で、その日の素材を使い、臨機応変に様々な銅鍋の使い方をしていだきました。
銅鍋づくり体験とともに、このような使い方の教室も、同時開催してゆければ、と思っておりますので、ご関心持たれた方は、是非、ご連絡ください。

このように銅鍋を活かしていただけることを、とても嬉しく思います。
また、生活の中でも実践していただけたら幸いに思います。

本日、3月12日火曜。
手仕事仲間で、大阪市中津商店街で冨貴工房を営む
染め作家の冨田貴史さんより
和紙で作られた布の染物が届きました。

和紙で作られた布。
皆さまご存知だったでしょうか?
私は、初めて存在を知る機会となりました。
「和紙の布」
http://www.washinonuno.com/

こちらの染物は、私が銅鍋を持ち運ぶのに
なにかいいものないかな?と相談をした時に
「 こんな素敵な布があるよ!」
とゆうことで
その布に冨田さんに茜染やベンガラ染めを施してもらいました。

銅鍋づくり体験では、ご自身で生み出す
と表現させてもらっていますが
本当に、1日かけて一生懸命に叩き作り上げた銅鍋は
生み出すとゆう言葉がぴったりくると思います。
その生み出した銅鍋を包むのには
この強くしなやかな和紙の布と茜染がぴったりきます。

銅鍋を作られた皆さん
ご自身が生み出した銅鍋を包むのに
こんな素敵な染め物いかがですか?
今月末からの東京ツアーから持ち歩きますし
銅鍋参加者さんには、郵送もさせてもらいますので
種類や価格などお気軽にお問い合わせください。

冨田貴史さんの染めは、 心にも染み入ります。
銅鍋が喜んでくれているのが、 とても感じられる布。
この一体感を是非、みなさんのお鍋でも。

手仕事の深さ
感じる夜です。

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各地で開催させていただいております。
銅鍋づくり体験会も5年になりました。
銅鍋づくり体験の参加者さんも、ご自身の生み出した道具で
お料理を楽しんでいただけることを嬉しく思います。
鎚起銅器手づくり銅鍋愛好会
いろんなアイディアで、パンを焼いたり、餃子を焼いたり
煮たり、焼いたり、揚げたり、オーブンに入れたりと
様々に活用いただいております。

銅鍋づくり体験でも、ご自身で蓋をお持ちいただいたり
注ぎ口をつけたりといろんなアイディアで銅鍋を製作されています。

また、回を重ねるごとに
「もっと、こんなものをつくりたい!」
とゆうご要望をいただくようになりました。

ですので
今回鎚起銅器の銅鍋づくりKitを販売させていただきます。
内容としては、木台、金鎚、木槌、ヤスリ、紙やすり、銅材料、取っ手など
銅鍋がつくれる基本Kitとなり、税込50,000円となります。
銅材料も、このKitをお持ちの方には、私の方から提供させていただきます。
まずは、この銅鍋づくりKitに慣れていただき
その後はまた新しいものにチャレンジしていただけたらと思います。

只今、各種道具を集めています。
木台を木製食器 KIYA DESIGNさんにお願いし
先日受け取らせていただきました。
まずは、限定3つで販売開始させていただきます。

ご関心ある方は、お気軽にお問い合わせください。
https://tsuiki-oohashi.com/contact/
鎚起銅器の世界に、飛び込んでくださるみなさん
心よりお待ちしております。

銅鍋づくり体験会今後の予定です。
また、各地、近辺で主催をしていただける方も
お問い合わせいただけたら幸いです。

◎銅鍋づくり体験
3月
 鎚起銅器銅鍋づくり体験 in三条 3/17(日)
 10日日曜 春の銅鍋作り(残り2席) 
      ハーブランドシーズン様にて開催
 20日水曜 手作り銅鍋で料理教室 in医学町ビル 3/20(水)
 21日木曜祝日 
   Rawカレー教室 in医学町ビル 3/21(木・祝)
   Rowスイーツ教室 in医学町ビル 3/21(木・祝)
 23日土曜 銅鍋づくり 東京
 24日日曜 銅鍋づくり 東京

4月
 13日土曜 
  鎚起銅器職人 大橋 保隆さんによる銅鍋手作りの会in名古屋
 20日土曜 叩いて叩いて銅板手作り鍋の会 in山梨

5月
  11日土曜、12日日曜 福岡
  18日土曜〜21日火曜 広島

この週頭に、金沢に伺い
金沢美術工芸大学卒業展を拝見してきました。
目的は、大学院生の水島美優さんの卒業展示を拝見すること。

水島さんとは、昨年の燕三条工場の祭典の際に出会い
ツバメコーヒー店主との共作である、鏡餅の設えや
三条のヤマトキ製作所さんの五徳をリデザインし作ったスタンドに合うドリッパーづくり。

また、その後のご縁が深まり
銅鍋づくり体験のパンフレットづくりなどをお願いし
それらの成果物としてのものの展示。

私自身、若い世代の方々との交流を通して、新しい視点や自分の立場とゆうものを感じました。
その世界との関係性の中で、私らしくシンプルにものづくりに励もう
と思う金沢での旅でした。

初めてじっくりと金沢らしい金沢への旅となりました。
この街の持つ文化がどのように育まれたのかを、地元に住むみなさんに聞きながら、これからの日本を考えつつ、自分を考える時間。

また、金沢で学び新潟へ帰ってくる、水島さんの活躍を楽しみに、私も精進いたします。

先日、新潟市の観光名所のひとつピア万代に店舗を構える
Deli&restaurant piatto giorniさんのイベント
夜ジョルニの鍋コースに参加させていただきました。

1日1組限定の鍋コースは
地元の食材をふんだんに使ったあたか鍋。
先ずは、前菜のデリの三点盛りから
新潟県で醸造される胎内ワインと共に。

こちらの銅鍋は、先年ジョルニさんで企画してもらった
銅鍋づくり体験の際に生まれた鍋で
ご自身でつくられた鍋で、ふるまわれる料理は
なんて素敵なんだろうと感じる次第です。

その鍋にたくさん並べられた
豊栄の宮尾農園さんの平飼い鶏のつくねは優しい味わい。
出汁も効いてます。
そして、新潟の地元野菜を投入。
初体験の松山揚げが、口の中でとろけて、衝撃的な食感でした。

締めには、新潟県田上町のふなくぼ農園さんの米麺。
この日、ご一緒した船久保さん。
スーパーマーケットから転職し、就農されて志の高い方で
とても優しく農業を営まれています。

パクチーや、オリーブオイル、黒胡椒など
いろんな味わいに挑戦でき、締めも楽しいひとときとなりました。

今回の鍋コースで、銅鍋の火のまわる速さや、温度の復帰の早さ。
素材の旨味を引き出してくれることを実感することで
今年も各地に伺い、てづくり銅鍋を広めるためのエネルギーをいただきました。

3月から、東京を皮切りに、福岡、広島、愛知、岐阜、山梨、兵庫と
各地に伺わせていただきます。
そんなご報告も、このblogでupしてゆきますので、チェックしていただけたら幸いです。

ジョルニさん、この度は素敵な企画
心も身体もあったまりご馳走様でした。

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2017年は、職人として20年、独立して10年の節目の年として
7月に新潟県秋葉区 三方舎様の個展に始り
8月 福島県猪苗代 Roots shop様
9月 群馬県前橋市AVANTI様
10月 新潟県燕市 ツバメコーヒー様でと
4会場で個展を開催させていただきました。

その旅の想い出を振り返りながら
写真と共に。

2017年は
銅鍋づくり体験西日本ツアーとして、11月23日木曜から12月3日まで
倉敷に始り、岡山、大三島、尾道、笠岡、博多、奈良と巡らせていただきました。

西日本での銅鍋づくり体験は、初めての出張。
各会場、西日本の暖かな気候で
あたたかな皆様にお招き頂き
多くの銅鍋を生み出す事が出来ました

岡山での銅鍋づくり風景。

瀬戸大橋を渡り、四国へ渡り
香川県、愛媛県と
またご縁を繋いでいただきました

尾道では、気持ちの良い公園で、紅葉に囲まれながら
芝生の上での製作になりました。

福岡会場では、二日間に渡り開催。
主催のミヤムの恋するcooking 宮村様には
一日目に作った銅鍋で
二日目の美味しいカレーランチを作っていただきました。
スパイスを炒める際には、熱の火加減の調整に直ぐ反応してくれる銅鍋が良いとの乾燥を頂きました。

しまなみ海道から、フェリーに乗り今治へ。
この旅では、瀬戸内海の島々も渡り歩き渡らせていただき
この地方の風景をいっぱいに感じる事ができました。

九州、山陽から一路関西へ。
奈良会場では、茶畑の横の広場が会場に。
参加者さんのその後の様子は
こちらのFacebookページに。
鎚起銅器てづくり銅鍋愛好会

みなさんの活用いただいている模様がご覧頂けます。
各会場、反響をいただき、また今年も寄せていただく機会ができそうです。
その際、ご縁のあるみなさん、また一枚の銅板から生み出される銅鍋の感触を
一緒に味わっていただけたら幸いです。

今年も春から、東京、愛知、岐阜、山梨、広島、福岡と
お声がけいただいております。
各地でお会いできるみなさん、心よりお待ちしております。

【銅鍋づくり体験】
 鎚起銅器銅鍋づくり体験 in三条 3/17(日)

3月
10日日曜 春の銅鍋作り・残1席 
      ハーブランドシーズン様にて開催
23日土曜 銅鍋づくり 東京
24日日曜 銅鍋づくり 東京

4月
13日土曜 銅鍋づくり
      https://www.facebook.com/events/392338974875930/
20日土曜 叩いて叩いて銅板手作り鍋の会 in山梨

5月
11日土曜、12日日曜 福岡
18日土曜〜21日火曜 広島

3月
 20日水曜 てづくり銅鍋料理教室
  https://www.facebook.com/events/787455071621274/
  21日水曜祝日 Rawカレー教室
https://www.facebook.com/events/2265647307041580/
21日木曜祝日 Rawスイーツ教室
https://www.facebook.com/events/282550862438200/


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【常設展示】
ヒメミズキ
(新潟県新潟市中央区中央区古町通2番町528)
 カップ、片口、盃、ミルクパン、スプーン、豆皿等

ツバメコーヒー
(新潟県燕市吉田2760−1)
 ニュートラルカップ、スタッキングカップ、盆

Bar Book Box
(新潟県中央区西堀通3−802−3)
 とりちろり、カップ、豆皿

地酒の都屋
(新潟県新潟市中央区親松2−3)
 デザイナー石川経治さんとの競作 盃、ぐい呑

福島県
家づくりと暮らしの学校 Roots 猪苗代
(福島県耶麻郡猪苗代町清水前2748−1)
 カップ、片口、盃、ミルクパン、スプーン、豆皿等

群馬県
Avanti
(群馬県前橋市千代田町3丁目6−15)
 オーダーメイドピッチャー、オリジナル皿、豆皿

現在、鎚起銅器職人大橋保隆として
銅鍋づくり体験を日本各地で開催させていただいています。

銅鍋づくり体験とは、30センチほどの一枚の銅板を、4時間ほどをかけて叩いて叩いて形にする体験会です。
この体験会を通じて、一枚の板から器が出来上がってゆく事を実感していただき、その道具で日々の生活を彩っていただけたら幸いです。
銅鍋は、即席にできるものではありません。
けれども、その体験の中から生まれた銅鍋は、きっと愛着の持てる一生の道具としてお使いいただけると思います。

流れとしては、木槌と木台を使って形を作り、金鎚と当て金で模様を入れ、真鍮の取っ手を私がつけさせてもらい、最後にローマ字と数字の刻印から選んだものを打っていただき、完成となります。

自分で生み出した銅鍋でのお料理は、また一層美味しく感じられると思います。
熱の伝導率が良いので、お湯の沸きも早く、炒め物などにも使える万能の銅鍋です。
お手入れも簡単で、お使いいただいた後に洗剤で洗っていただき、水滴をとっていただければ、一番のお手入れ方法です。

銅鍋の特徴は
●熱伝導率がよく、まんべんなく熱がゆきわたる。
  水も驚くほど早く沸騰し、煮物は芯まで柔らかく仕上がる。
●銅イオン効果(茹で野菜が色鮮やかに仕上がる)
●抗菌性が高く、衛生面で改めて脚光を浴びています。
●鉄分を体内で吸収するために銅分は必要な場所に運ぶ働きをしており、鉄の吸収を助ける物質として、貧血を防ぐ働きがあると言われています。
●IHには、使えません。

基本は、10時〜16時
料金は、お問い合わせください。
お呼びいただければ、日本各地へ伺います。
大きな音が出せる場所が、一番の要点となります。
ご相談は、お気軽にお問い合わせください。

参加者さんのその後のお料理の様子は以下よりご覧ください。
鎚起銅器てづくり銅鍋愛好会