日記

ものづくりやワークショップなどの様々な活動、
日々思うことなどを綴っています

湯沸の口を本体につける

2021.03.21

鎚起銅器の技術が詰まっている湯沸。
その中でも「口をどのように本体に付けているのか?」とゆうご質問をお聞きします。
そこで、今日は口がどのように本体に付いているのかをお伝えします。

まずは、本体が完成し、取っ手を付けるための耳を取り付けます。

その後、作っておいた口に合わせて、本体に穴を開け、鋏で切り出し、鑢でぴったりと擦り合わせます。

このように嵌め込んだ後に、200度程で溶ける錫とゆう金属を回し込んで、目止めします。

これで、完成。
空焚きをして錫が溶けない限り、半永久的に持続します。