工房改装 Part2
2019.08.09
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先日に引き続き、工房改装のその後を。
解体作業から一転、今回からは天井や壁の張り替え作業に入ります。
張り替えの前に、電灯の位置変えのための配線。途中の作業はカオス一色となっていました。
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電気屋さんの配線の後に、新潟市松浜のアトリエnico基礎部分を付け込んでもらいます。
その基礎部分に、木工ボンドで養生しつつ、真鍮の釘を一本一本手打ちをしてゆきます。
この作業を、機械的にバンバンバンっと打ち込むこともできるようですが、私の感覚を共有してくれている羽ヶ崎さんは、真鍮の釘を打ち付けてゆくことを提案してくれました。
寸法を測り、印をつけ、一本一本、丁寧に釘打ち。
釘目の姿は、みんなの汗の結晶として、美しく並んでいます。
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天井が完了したら、壁面へと移行して行きます。
壁面は工房の延長らしく、ベニヤ板を寸法に切りながらの嵌め込み。
家もそれぞれの場所で、微妙な寸法違いがあり、カッターで切った後に、ヤスリで調整しながらの作業になってゆきます。
そして、また真鍮釘の打ち付け。
吊り戸棚も、表面の白い板を剥がし、サンドペーパーで磨いて滑らかにし、亜麻仁油で深みをだします。色が整ってきました。
この辺りの自然さも、羽ヶ崎さんが提案してくれ、ありがたい限りです。
大枠の外装作業が終わったら、各種取り付け作業。
シンクや換気扇、点検孔などなど、だんだんと形が見えてきます。
Part3に続く。