三方舎さん個展始まる

昨日より始まりました。
新潟市秋葉区 三方舎さんでの展示。私は15時からの在廊でしたが沢山の方々に足を運んでいただき交流をさえてもらい、これこそが個展の醍醐味だと8年振りに感じておりました。
それもこれも三方舎さんの居心地の良さと、BarBookZBox Junさんのカクテルがゆっくりさせてくれるからでしょう。この展示に合わせ季節のカクテルを用意してくれて、ノンアル、アルコール有り、それぞれに楽しんでいただいております。
そして今回は、鎚起銅器職人大橋保隆と株式会社カルチベイトのコントラストを楽しんでいただければと考えており。
鎚起銅器職人の方では一枚の銅板がどんな風にカップになってゆくかの製作工程も販売しています。

こちらの画像、箱の上に置いてあるものが完成したカップは、箱の中に入っているのが製作工程と同じ大きさの銅板から形になっています。徐々に口の大きさが打ち絞られて、形になってゆく鎚起銅器の醍醐味、これらを一式を感じていただければと。
また、株式会社カルチベイトの方ではミノル製作所さんと共同のもと。ミノル製作所に入ったお弟子さんが初期修行の際の製作物を私が加工して活かす企画をしています。
こちらは、オーダーではないので行き場がなく、ミノル製作所さんの倉庫に眠っていました。

こちらの下段に写っているヘラ絞り生地の中から1点を選んでいただき、それを一緒にどんな形にするか考えてもらい、多少の加工をして販売。その手間によって価格は変化しますが、大体は以下のラインでお届けできると思います。
松 3万円〜竹 2万円〜梅 1万円〜
この生地達は行き場がなく、本来ならスクラップになるところですが折角の修行の証を何か形にしたいと思ったのが始まりです。もうミノル製作所のお弟子さんも完璧に絞られるとのことで、こういった生地は新しい弟子が入るまでは出ないので今回限りの企画となりますが、こんなことも一緒に楽しんでもらえたら幸いです。
人間交差点で生まれる新しいご縁。本日も11時より17時まで心よりお待ちしております。