日記

ものづくりやワークショップなどの様々な活動、
日々思うことなどを綴っています

月1回ほど、突発!銅器づくり体験を開催してい石瀬の家。
時々、各種イベントも開催しておりますが、それ以外は、会場は訪れることができない場所となっております。
ご来場の際、道がわかりにくい場面もあるかと思いますので、地図と道順をupさせていただきます。

新潟市西蒲区石瀬の中でも、茶屋川とゆう地域になり、その名の通り傍を茶屋川が流れています。
そして、大きな道からの目印になるのも県道2号線沿いの野菜販売所「茶屋川」です。

新潟方面から来られた方は、県道2号線のこの信号を右折します。

その後、カーブミラーを過ぎてすぐの道を斜めに左折します。

茶色い大きな家が出てきたら、そこが石瀬の家。
手前が駐車場となっておりますが、駐車場に入れる際には、道幅狭いため、車を画像左のコンクリートに擦らないよう、くれぐれもご注意ください。

目印の野菜販売所は地元の方がつくられた野菜が販売されていたり、心地よい空間でコーヒーが呑めるので、お時間の余裕を持ってお立ち寄りください。
また、こちらのblogでは、石瀬の家周辺情報もupしております。合わせて岩室を楽しむきっかけにしていただけたら幸いです。

群馬県前橋市のAVANTI様にご依頼を受け、オリジナルのピッチャーをつくらせていただいております。
その製作行程の一部を、お伝えします。
まずは、いつものように長方形の銅板から、丸い板を切り出すところから。
円周から立ち上げ、徐々に底の大きさを決め。あとはひたすらに立ち上げてゆきます。
叩けば硬くなる銅板を、熱して柔くし。その繰り返し、繰り返し。

ほぼ形が完成したら、錫を焼き付けて表面の色を変えます。

真鍮の板を切り出し、取っ手をつくり、本体と取り付け。

今回は、底にご依頼主のお名前を彫金させていただきました。

仕上げたら完成となります。
コーヒーの温め直しや、濃厚なミルクティーを淹れるのにとても良い。とご好評をいただいております。
私も、日々の楽しみとして、ピッチャーを使いこなしてみたいと思いました。

いつもお声がけいただき各地へ伺う、銅鍋づくり体験の西日本ツアー。
前年の秋も、福岡、熊本、鹿児島。 滋賀、愛媛、大阪、岡山、愛知と伺いました。
2023年の今回は、4月28日金曜から5月14日日曜辺りで企画しており。ご希望の日程があれば、主催者のみなさんと調整させてもらいます。

まずは、各地で主催してくださる方を募集しますので、ご希望がありましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。
会場は、大きな音が出せる場所、荷物搬入の為の車が着けられる場所が、重要な点となります。

銅鍋づくり体験の模様 https://tsuiki-oohashi.com/2019/07/11/3122/
銅鍋づくり体験について https://tsuiki-oohashi.com/2019/01/13/2361/
お問い合わせを心よりお待ちしております。

先日、銅鍋づくり体験を通しての企業研修に、神奈川県の企業が「石瀬の家」に来てくださいました。
2泊3日の企業研修。
関東から新幹線で燕三条駅へ。
1日目は、レンタカーでオープンファクトリーを展開している工場を巡り。玉川堂など、この地で育まれたものづくりの歴史を感じてもらう時間を過ごされ。
2日目は、朝から夕方まで銅鍋づくり体験を。普段は金属関係のデザインをされているみなさんが、手を動かすことを通して何か感じてもらう機会になればと、会社として企画されているようです。

10時から15時、みっちりと銅鍋づくりを体験していただきます。
銅板とゆう素材と向き合う時間。一枚の同じ大きさの銅板から、それぞれの形が出来上がってゆきます。その過程の時間を一緒に過ごすことで、同じ窯の飯を食べるような共同体としての何かが育まれるように感じます。

そして、この度の企業研修の特徴は、夜のご飯もご一緒するところ。
今回も燕三条駅前の味覚天国たまやさんをご紹介し、18時から22時過ぎまでじっくりと対話をさせてもらいました。
鎚起銅器のことや、燕三条の歴史と共に
この企業に入った理由とは?
それぞれの美しさとは?
今感じていることは?
企業で働くこととは?
などなど。
同じ企業の方には聞きづらいと思うことも、忌憚なくお聞きする役割として。美味しいご飯やお酒と共に、それぞれの意見を出し合ってもらい、対話は深まってゆきました。
老若男女、同じ企業で働いていたとしても、普段話すこともない方々が、同じ空間でものづくりをし、その達成感のあとに、美味しいご飯と共に語り合う。

こんな時間を今後もつくってゆけえばと考えています。
企業に限らず、ご家族でも、お仲間でも。交流や親交を深める機会になれば幸いです。
ご予算により、宿や食事どころなど、地元の感覚を活かし、ご紹介できますのでお気軽にご相談ください。

銅鍋づくり体験の模様は、こちらから
銅鍋づくり体験についての詳細は、こちらから。
鎚起銅器を通して、集団の風通しがよくなることを、お手伝いをさせていただけたら幸いに思います。

昨日、第1回目となる「突発!銅器づくりin石瀬の家」ご参加いただいたみなさんありがとうございました。
初めての開催とゆうことで、どんな雰囲気で進められるかと思っていましたが新潟市西蒲区岩室のゆったりとした雰囲気に包まれて穏やかで心地よい体験会となりました。
初めてお会いするみなさんも、木槌で形を整え、金鎚で叩き締め。その触感をじっくりと感じられていたように思います。

慣れてきた方は慣れてきた方なりに。今度はこうしてみようとゆうアイディアが湧き出てきてそれに対応させてもらえることも私の楽しみのひとつです。

とゆうことで突発!と言いながら早めの告知をさせていただきます。第2回目は3月4日土曜。
土曜とゆうことで泊まりがけで岩室温泉に来てもらっても良いかと思いますし。製作後に近くの日帰り温泉に使ってもらうのも良いかと思います。
この辺り含め石瀬の家周辺情報は、引き続きblogにてupしてゆきます。

第2回目「石瀬の家銅器づくり」
3月4日土曜の10時〜12時、13時〜16時の間の良いタイミングで。
普段私の銅器づくりで出る端材を活用する「豆皿づくり体験」を主軸として、小皿づくり、銅鍋づくり、真鍮のスプーンづくりなどなど、各種銅器づくり体験。
もし、「こんな銅器をつくってみたい!」とゆうご要望があれば、応えられる範囲で製作いただけます。
本格的な銅器づくりは、春の道場開設をお待ちください。
豆皿づくり 4,000円 60分〜90分
小皿づくり 4,000円 60分〜90分
小さい銅鍋づくり 10,000円 90分〜150分
大きな銅鍋づくり 14,000円 180分〜240分
銅や真鍮の端材計り売り
and more

まずは、参加できそうな方は、お問い合わせフォームより、ご連絡をお待ちしております。近辺には、岩室温泉や弥彦温泉もありますので、宿泊も含め楽しんでいただけたら幸いです。

石瀬地区には、歴史的な場所も多々ありますが、ほっと一息つける場所もあります。
その一つが、この「野菜販売所 茶屋川」さん。
仕事を引退された方が、ご自身で建てられたもので、地元の方々の交流の場所ともなっています。
しっかりとした建物の中には、地域の方々が育てた野菜の販売をメインに、コーヒーが飲めます。こちらのコーヒーも茶屋川さんのオリジナルブレンドで、1杯200円。

「石瀬の家」の整備中のホッと一息。イベント後のほっと一息。などなど、茶屋川さんでの時間は、ゆっくりと豊かに流れます。

野菜販売所では、ルレクチェやキューイフルーツ。銀杏や山菜、大根や白菜などなどの販売がされていて、お陰様で私の食卓も豊かになっています。
弥彦から岩室に抜ける、街道沿いにありますので、お立ち寄りいただき、ほっと一息ついていただけたら嬉しく思います。

野菜販売所 茶屋川さん
10時から15時
定休日 水曜・木曜

石瀬には、古を感じる北国街道が残っており、情緒を感じさせてくれます。
江戸時代、佐渡の金山銀山を運ぶための道として出雲崎までが北国街道として活用されていたようですが、新潟湊が整備されると新潟市内まで北国街道が整備されたとのこと。

その北国街道にあるお蕎麦屋さんが、「わた膳」さん。石瀬の家から車で6分のところにあります。
蕎麦御膳おすすめで、天ぷら、卵焼き、蕎麦寿司がつき、最後には甘味も。

松尾芭蕉や吉田松陰も歩いたと言われる、北国街道。
季節が良くなったら歩いて回りたいと思います。

旧暦新月を迎え、岩室の家(仮)も土地の名前をもらい、新しく「石瀬の家」と命名されました。
石瀬の地は、北国街道沿いとゆうこともあり、由緒ある風情を残しています。
その石瀬の近辺のおすすめの場所を、私なりにお伝えし続けたいと考えています。

第1番目は、私が時々参拝に訪れる弥彦神社を。
越後一宮とも言われる弥彦神社。私は旅の安全願に、日々の感謝をお伝えにと伺います。清々とした空気を持つ弥彦の地。この地域には新しくカフェも増えたりとゆっくりと過ごすには良い地域となっています。
私も、時々、リフレッシュするために数日温泉宿に籠り、頭の中を整理することもあります。

旧暦も新年とゆうことで、仲間と訪れたのは、石瀬から5分の岩室温泉街にある、秀石庵さんへ。
新年に相応しい料理の数々は、京都で修行されてきたご兄弟の腕前。
時間をかけてゆっくりと、美味しいお酒や楽しい会話と共に過ごす時間はエネルギーを与えてくれます。

すっぽんのスープも、上品に。

最後のそばがきまで、堪能させてもらいました。
美しいお料理は、ものづくりに欠かせない要素と私は感じます。今年も、さまざまな場所で勉強させてもらいたいと思います。
「石瀬の家」周辺情報第2弾も、またupしますので、御来家の際には、周辺も合わせて楽しんでいただけたら幸いです。

先年、岩室に購入した「石瀬の家」を活用するべく、今年は銅器づくり体験を突発的に開催します。
初回は、立春の翌日でもある2月5日日曜の10時から16時まで開催。
 
端材を活用する「豆皿づくり体験」を主軸として、小皿づくり、銅鍋づくり、真鍮のスプーンづくりなどなど、各種銅器づくり体験を開催します。
もし、「こんな銅器をつくってみたい!」とゆうご要望があれば、応えられる範囲で製作いただけます。
本格的な銅器づくりは、春の道場開設をお待ちください。

端材の豆皿づくり 4,000円  60分〜90分
小皿づくり 4,000円  60分〜90分
小さい銅鍋づくり 10,000円 90分〜150分
大きな銅鍋づくり 14,000円 180分〜240分
銅や真鍮の端材計り売り
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端材の豆皿は、このように円を切り出した端っこを活用しての材料となります。
リサイクルに回すのもよいのですが、このようにカスケード利用をできればと考案しました。

ご参加ご希望の方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。住所などお伝えします。
心よりお待ちしております。

昨年発売した「俗物」をご覧いただき、69ページに現在の鎚起銅器の見取り図を、ツバメコーヒー田中辰幸さんがまとめてくれたものに関心を持ち、ご連絡をいただく機会があります。
ヘラ絞りとは、もっと具体的にどんなものか?と。

言葉で説明するのは難しいところがあり、動画を探していたのですが、金工の道具を買う際にお世話になっている、東京のシーフォースさんが、動画で上手にまとめてくれていたので、そちらをご覧いただくとわかりやすいかと思います。
荒川区の作家さんが、作業を細かく説明してくれています。

私は、一枚からの打ち上げを作業としていますが、同じものを同じように製作できるヘラ絞り技術は、鎚起銅器の歴史の中で重要な技術です。
燕市でも、惚れ惚れとする作業の職人さんが居られました。そして、どんな風に後世に受け継がれてゆくのか、とても関心深いものです。

鎚起銅器の本「俗物」は、引き続き発売中しております。