日記

ものづくりやワークショップなどの様々な活動、
日々思うことなどを綴っています

今回は、初めて日本人向けのツアー参加を試みてみました。
目的地は、車で西へ4時間のモン・サン・ミッシェルへ。
海に囲まれたモン・サン・ミシェルは、巡礼地としてとても有名なところですが、以前は、イギリスから攻められ、海賊から攻められと、翻弄されながら要塞としての機能を持っていたとのこと。
この海の向こうに、この寺院に集うみなさんは、何を思っていたのか。

パリの街中では、荘厳で信仰心でできた建築と彫刻の塊、とゆう印象を受けますが、この寺院は、ゴシック建築の中にシンプルで淡いステンドグラス。そのステンドグラスの優しい光に包まれて、祈り続ける力強さの塊とゆう印象を受けました。

パリから車で、東に4時間。
干潮の際には歩いて渡れ、満潮になると孤立する島。そこで祈り続けられていた想いは、どこに届いているのだろうと想いを馳せつつ。
また、帰路に。

モン・サン・ミシェルは、観光地としても多くの来場があり、寺院へ続く坂道には、所狭しとお土産物屋さんが並んでいます。
そんな道路に、銅鍋がひとつ。
ジャム用の鍋と思います。銅鍋でジャムをつくると、時間が短縮され、色も鮮やかだとか。銅の特徴を表すひとつと思います。フランスでは、お菓子への熱量もとても高いだけに、このように銅鍋の文化で繋がれることを、とても嬉しく感じます。

お城であり、宮殿だったルーブル美術館
以前は、駐車場に使われていた地下1階には、その城壁がまだ残っており、往時の風景の造像を膨らませてくれます。
その後は、宮殿としての存在と、その一部を市民によって取り壊されるとゆう事態とを経験し、王族の持ち物が、今は市民のものとして、現在の形になったとか。

パリの歴史を感じさせてくれるルーブル美術館では、20万の所蔵品の中の1割の2万の美術品が展示されているようです。
彫刻なら、彫刻。絵画なら絵画。
その流れを知ることで、人の歴史を感じることができます。

今回も美術に詳しい、パリ在住の中村さんのご案内。
先ずは、彫刻。
だんだんと、服を脱いで行くビーナス。
服の襞、姿勢、その時代によっての変遷は、人の美に対する希求の現れ。
完璧と言われるミロのビーナスも、解説を聞きながら実際に身近で観てみると、見えない線が出て来たりするものです。

何十段もある階段の上でいっぱいに光を受けている、サモトラケのニケ
航海の安全を祈り、船の舳先につけられていたそうです。
波に濡れて肌にぴったりとついた衣、風を感じる翼。
ルーブルの中でも私の好きな彫刻のひとつです。

レオナルド・ダ・ヴィンチの、筆の跡が全く残らない、洗礼者聖ヨハネ。
キリストと共に、よく西洋絵画に登場する聖ヨハネ
漁師だったヨハネは、ラッコの毛皮を着ています。この絵もよくよくみると、左手には杖を持ち、体にはラッコの毛皮を巻いています。

何万点にもわたる名品は続きます。

その時々で、目に触れるものも違いまが、今回、一番沁みたのはドラクロア民衆を導く自由の女神

自由を獲得しようとする市民の絵として、有名ですが、その下で踏みつけられている兵士の姿。そこには略奪の跡もあり、革命とゆうものを考えさせられます。自由を求め、自由を獲得してきたフランスとゆう国。そのひとつの姿として、この絵の教えてくれるものもあるなと感じつつ。
日本に置き換えたときに、私たちはどんな姿勢で乗り越えて行くのだろうかと考えます。

最後は、ミケランジェロ奴隷
彫刻は、石を組み合わせて製作することが通常のようですが、ミケランジェロは、一体物としての彫刻の製作を続けています。
石切場までにも、足を運んでいたようで、その分、製作には時間がかかったようですが、部分を組み合わせる彫刻と、石から掘り出す彫刻と、その方向性の違いは、鎚起銅器にも共通する考える違いのような気がします。
そして、この作品は、縛られながらも天を目指している男が主題。
側には、盲目で欲望に縛られている作品が対になっています。
どうしても何かに縛られている人間社会。しかしながら、目を瞑らずに、目指すべき場所を、どんな環境でも目指したいと思わせてくれる作品でした。

充実した1日を終えて。
フランス、3日目へと続きます。

前年の冬、パリ〜ボルドーへの旅に引き続き
今年もご縁があり、フランスへの旅に旅立つことができました。
前回の旅では、ボルドー方面の地元大工さんの知り合うことができ、銅鍋づくり体験に向けて、木台を製作してもらいました。その木台の調整とともに、実際にフランスの方々にも、体験をしていただくのが目的。
と共に、いつもお世話になっている皆さんと共に、合計9名での旅となります。
そんな旅の模様を、現地よりお届けしたいと思います。

この季節、ハイシーズン中の安旅行は、台北経由香港経由パリ行。
20時間ほどの時間を使い、やっと着いたシャルル・ド・ゴール空港。
2回目とゆうことで、だいぶ様相も把握でき、スムーズにバスでオペラ座付近のホテルに。
RoissyBusは、空港とオペラ座を結び、とても便利なバスです。
前回の一人旅で、空港を歩き回ったお陰。身体を使い実感の中で把握する大切さを感じております。

街の中心にある、オペラ座ガルニエ宮
運良く前回はここにホテルをとることができ、その便の良さで、今回も滞在はオペラ座近くのホテルに。

花の都とゆう別名を持つほどのパリ。
やはりその歴史を残す首都だけに、街を歩くだけでも、素晴らしい建築彫刻に出会えます。
先ずは、ナポレオンが、ギリシアへの思いを込めて、建築途中で様式を変更したとゆう、マドレーヌ寺院

噴水が気持ち良いコンコルド広場と、パリのメルクマール、エッフェル塔

8月のパリは、陽が長く午後9時ごろでも、こんな夕暮れ。

1日目は、周辺の散策で終わり。
2日目は、前回は乗らなかった地下鉄。芸術の街の中でも様々な芸術家が集った、ルネッサンスの地、モンマルトルへ。

前回の旅で知り合った、中村さんにアテンドをしていただき、芸術家の足跡をたどらせていただきました。
ほんのひととき。ですが、その土地の空気に触れることで、何か感じられればと。

モンマルトルは、パリ市外にポツンと小高い丘のような場所。パリを一望に見渡す頂上には、サクレ・クール寺院。パリ市内を見守ってくれています。
その近くにある、首を落とされても、首を持ち歩きながら教えを説いたと言われる聖ドニ。私もこの位の覚悟を持って、仕事に臨みたいものです。

パリ到着から、モンマルトル編は、午前中に巡り。
Part2は、ルーブル美術館へと続きます。

この新施設は、お客様に鎚起銅器を実際に使っていただきたいと思い、改装が始まりました。
鍋やフライパン、湯沸、カップなどなど、銅器を使ったイベントや料理教室。
また、打ち合わせスペースや、ものづくり資料の図書室としても活用したいと
思っています。
綺麗になった天井に、ライティングレール も2本設え、私のつくった器もいつでも見て触れていただけるように。
そして、銅鍋づくり体験や小皿づくり体験、盃づくり体験、真鍮スプーンづくり体験など、各種体験会も、この場所で随時行えればと思っています。

まずは、先日のつり天井にスパイラルダクト を取り付ける作業。
今までのコンロの位置よりも、離れた場所にコンロ台を置くため、スパイラルダクト で換気を延長してもらいます。
羽ヶ崎さんの手腕で、工事は順調に進んで行きます。
心機一転、換気扇も新しく。

コンロ台を動かしたことで、水回りの作業スペースも大きくなり、業務用のシンクを入れて、洗い物も気持ちよくできるようになりました。
洗い物が気持ちよくできると、料理にも気合が入ると感じます。
そして、カセットコンロ生活は続き、カセットコンロと銅鍋相性の研究も続きます。

最後には、点検孔の工事をしてもらいました。
羽ヶ崎さんも、初めての試みとのことでしたが、羽ヶ崎さんとひとつひとつ一緒につくる進めてゆくことで、この家にも愛情がさらに湧きます。そして、どんな工程で出来てきたかを知ることで、メンテナンスの仕方も知ることができ、長くこの自宅兼工房に住み続ける楽しみが湧いてきています。

この家は、曾祖母さんの玉川シゲさんが持っていた家。うなぎの寝床のような長い家を3つの家に分割されたひとつ。シゲ祖母さんが住み、私の父も玉川堂に入りたては、この家の2階に住んでいたこともあったとか。
そんな場所に、今度は私が住み、工房として活用させてもらっているとゆう、ご縁の深さ。心からありがたいことです。
この場所を活用することで、この地域に根付いた仕事として、鎚起銅器に更に多くの方に触れていただきたいと思います。

先日に引き続き、工房改装のその後を。
解体作業から一転、今回からは天井や壁の張り替え作業に入ります。
張り替えの前に、電灯の位置変えのための配線。途中の作業はカオス一色となっていました。

電気屋さんの配線の後に、新潟市松浜のアトリエnico基礎部分を付け込んでもらいます。

その基礎部分に、木工ボンドで養生しつつ、真鍮の釘を一本一本手打ちをしてゆきます。
この作業を、機械的にバンバンバンっと打ち込むこともできるようですが、私の感覚を共有してくれている羽ヶ崎さんは、真鍮の釘を打ち付けてゆくことを提案してくれました。

寸法を測り、印をつけ、一本一本、丁寧に釘打ち。
釘目の姿は、みんなの汗の結晶として、美しく並んでいます。



天井が完了したら、壁面へと移行して行きます。
壁面は工房の延長らしく、ベニヤ板を寸法に切りながらの嵌め込み。
家もそれぞれの場所で、微妙な寸法違いがあり、カッターで切った後に、ヤスリで調整しながらの作業になってゆきます。
そして、また真鍮釘の打ち付け。

吊り戸棚も、表面の白い板を剥がし、サンドペーパーで磨いて滑らかにし、亜麻仁油で深みをだします。色が整ってきました。
この辺りの自然さも、羽ヶ崎さんが提案してくれ、ありがたい限りです。

大枠の外装作業が終わったら、各種取り付け作業。
シンクや換気扇、点検孔などなど、だんだんと形が見えてきます。
Part3に続く。

2019年
新たな試みは、工房の改装です。
玉川堂をきっかけに、職人は1分でも近くに住んだ方が良い。
それだけ、仕事に集中しなさい、とゆう父の言葉と共に、20年前よりこの場所に住み、12年ほど前に独立してからも、ここに工房を構え、仕事を続けて来ました。
1分でも近くに住んだ方が良い、ところから、起きたらすぐに仕事ができる環境で12年。
そろそろ、仕事場とプライベートスペースを分けつつ、お客様に更に銅器に触れていただく機会が増えるようにと、工房改装に取り掛かりました。
一緒に改装を進めてくれるのは、新潟市松浜にある建築事務所 アトリエnicoの羽ヶ崎章さん。
羽ヶ崎さんは、普段から交流をさせてもらっており、私の仕事の理念もご理解いただき、今回の運びとなりました。
そして、家具は、銅鍋づくり体験で木べらを販売させてもらっている、 Ojn Handmade Hutのワダヨシヒトさん。
どんな出来上がりになるのか、私自身楽しみな始まりです。

この家は、曾祖母さんの玉川シゲさんのもちものを、私が受け継いだ家。
若かりし父も、2階に住みながら仕事に励んだようです。
今までは、玄関を入って、右側に台所と今、1階奥の部屋が彫金場、その先に
鍛金場がありました。2階は資材置き場兼ベッドルーム。
混沌とした、生活と仕事。
生活と仕事の一体加減は良いと思うのですが、1階は仕事場、2階は住居部と分けてメリハリをつけ、打ち合わせなども1階で行えるように。

まずは、一般家庭の昭和を感じさせるシンクや戸棚の解体から。
解体しつつ、全体像を見ながら、寸法を確認してゆきます。

ガスなどの配管は、地元の業者さんにお願いし、フラットになって行きます。

ガスコンロを撤去したため、しばらくは、カセットコンロ生活。
熱伝導率の良い鎚起銅器は、カセットコンロでも、十二分に能力を発揮してくれて、こんな状況も楽しい時間になっています。

次回に向けて材料も運び込まれ、工房改装Part2に続きます。

先日、長野県東御市の問 touに寄せていただきました。
問 touでは、豆皿や盆などをお取り扱いいただき、数少ないお取り扱い店のひとつとして長野でも実際に触れていただける場所。

問 touは、ギャラリーや本の販売と共に、カフェを併設されており、このカフェは、近所のツバメコーヒーさんがデザインに関わっておられ、コーヒー豆もオリジナルの問 touブレンドで提供されています。
そして、そのお湯を沸かす器も、開店の際に製作させていただきました。

この大きな湯沸は、店主の平田さんからぽってりとした沖縄のパナリ焼のイメージをいただき、そのあたたかな姿を鎚起銅器で表現させてもらいました。

問 touは、同じ市内にある「わざわざ」さんの姉妹店として、非日常をテーマに、足を運ばれるみなさんに問いかけ、また、応え問いかけられる、そんな空間に設えられています。
非日常。
私も、仕事以外で、県外を訪れることは、ほぼないのですが、この長野県の問 touには、何とは無しに足を運んでみたくなる場所。

特に、何とゆうこともなく
美味しいパンにコーヒーと、新しい感性に触れる選書に、会いに行きたくなります。
そして、丁寧な日常をテーマにする、わざわざさんで買い物をして帰る。

ほんの時々、私の人生の楽しみのひとつです。
是非、ふとした時、背筋の伸びる問 touに、足を運んでいただけたら幸に思います。

いつもお世話になっているヒメミズキさんのお誘いで
新潟市内の素敵な御宅に寄せていただき
仲間内での銅鍋づくり体験会を開催させていただきました。
大きな窓から差す光に包まれながら
ぬくもりのある板の間に絨毯をひかせてもらいながらの
とても心地よい銅鍋づくり体験会。

ヒメミズキ 店主の小笹さんは、私のつくった銅鍋を普段から使ってくださっており、その実感の中から、鎚起銅器を普段から伝えてくれています。

ご友人のみなさんとの銅鍋づくり、私は乳母のような役割として、基本的なことや時々アドバイスをさせてもらいますが、手を出さずにじっと見守るのが大切と思っています。
ご自身の手で生み出すからこそ、想像を膨らませ、いろいろと試してみながら、そして、長時間叩き続けた末の達成感が感じられるだろうなと。

お昼には、新潟市ピア万代にあるピアットジョルニさんの、美味しいお弁当をいただきながら。

銅鍋は、その用途によって形も変わってきます。
揚げる、煮込む、茹でる、焼く、冷やす、オーブンに入れて使うこともできます。
そして、最初に自分がつくりたいと思っていた形とは、違う形がでてくるのも、ご自身で叩き、体験された中から生まれた形。
私は、その形を大切にしたいなと思っています。

形が出来上がったとには、仕上げに真鍮の取っ手をつけさせてもらい。みなさんそれぞれのお好きな刻印を、ご自身で打っていただいたら完成。
一生物の銅鍋の出来上がりです。

今回も、みなさん、全身を使いながら、一生懸命に叩いていただき、無事に4つの銅鍋が生まれでました。

製作のあとの、ほっと一息。
家っていいものですね。と染み染みと感じるひととき。

このような機会を作ってくださったみなさん。心より、ありがとうございました。
銅鍋の成長を心より楽しみにしております。

追伸
その晩早速に、みなさんで銅鍋をお使い頂いた様子を、送っていただきました。
銅鍋は卵料理に向いていて、ふわふわと焼けます。
野菜は色がよく茹で上がります。
卓上でも、銅鍋はそのままお出しできたり、カセットコンロでも様子がよいもの。
銅鍋の特徴を、たっぷりと実感していただけて幸いです。
写真を撮ってくださった、勉さんにも心より感謝致します。

昨日は、早めに体験会も終わり、台湾の街を散策。
ブラブラと歩いていると、河があるようなので、淡水河を見に川辺へ。
港は、整備がされており、カフェなどの飲食店が数件。
雨も上がっていて、今回の体験会の無事を祝いつつ、台湾ビールを1杯。

台湾の街中には、小さい飲食店が散見し、小腹が空いたところで、麺を。
日本では、麺の上に具が乗っていますが、こちらの面は、ちゃんぽんのようにいろんな具材が、食べれば食べるほど出てきます。
いろんな具材も、ひとつひとつが美味しさを醸し出しています。

そして、お馴染みになった、新光三越で、肉まんを買い、ホテルへ。

明日は、いよいよ日本へ。
帰国を控え、のびのびと一日観光へ。
故宮博物院にも、再度行ってみたいと思いながら、今日は、昨日見た淡水の河が、どこに繋がっているのかを知りたくて、地下鉄に乗り、港へ。
しっかりと、ホテルの朝食をいただき、今日も始まります。

河口の淡水の街は、地下鉄で40分ほど。
乗り換えなしの1本で、終着の駅が淡水。

この日は、大雨から一転。爽快な空。
南国の暑さをしっかりと、港町で味わえました。

この街に、キリスト教を布教した、宣教師の像などもありつつ。
淡水は、観光地となっていますが、一本入ると、市場的な街が広がっており、活気がありました。

私は、賑やかな場所から、小型フェリーで脱出。
15分ほどで、港の最先端まで、ゆけました。

この旅、一番の美しさを感じた、この雲。
こんな美しい雲のうえには、何かあるかもしれないと、古代の人々の想像も理解できます。

港町の最先端で、出会った鮮魚のお店が秀逸でした。
イケスで食材を選び、調理の仕方を選び、その場で調理をしてくれる。
ハマグリやエビ。それらのぷりぷり感と味の深さは格別です。
台北市内を眺めつつ。

ゆっくりして、帰ろうと思っていたら、遠くにあった黒い雲が、もう目の前に。
とてつもないスコールに叩かれつつ、淡水の駅へ。
「時も場も 全てを流し 淡水の雨」
これも南国のいっときの楽しみ、と思いつつ。

いつもの、新光三越で肉まんを買い、土砂降り続く道を、ホテルへ。

南国らしい、最後の夜。
ゆっくりと眠り。
明日はいよいよ、帰国の途に。

今回のホテルは、洗濯機なども揃い、とても過ごしやすく、ビュッフェも毎日、違ったメニューが並び、1週間もいると、チェックアウトはなんとも、心残りのするものです。

松山空港へ到着当初。
初めての土地で、初めての習慣に、どんな世界が広がっているのだろうと、いろんな気持ちが綯い交ぜでしたが、1週間を過ごし、様々な人と出会い、その土地の美味しいご飯をいただき、歴史に触れ。
共通するもの、異なるもの、それらを超えて解り合えるもの、を感じる旅となりました。
とっても身近に感じる台湾。
また、すぐに訪れられる気がしながら、雨の松山空港から東京へ。

雨の大地も、雲を抜ければ青空。
自然の美しさと、人間のつくりだす美しさ。
また、帰ったら、励もうと思いつつ。
この旅で、ご縁のあったみなさん、心よりありがとうございました。
そして、今後とも、よろしくお願いいたします。
大橋保隆 拝

南国の果物の美味しさも堪能する台北。
ライチの瑞々しさと味の濃さ。
そして、また、種類が変わるホテルのビュッフェと、旅の愛用品鉄火味噌で朝は始まります。

二日目の朝は時間があり、松山空港近くのイベント会場へ。
この会場では、台湾と日本の古道具屋さんが集い、二日間のイベントを開催されていました。
昔の大きなタバコ工場とのこと。
とても雰囲気の良い場所となっていました。

見学のあと、タクシーで時食商行さんへ。
台湾のタクシーは、本当に格安で、大雨の移動には便利です。
本日も、銅鍋3名と盃3名のみなさんと。

店主さんが、動画を撮ってくださいましたので、こちらも、是非。

本日も、無事完成。

晴天から一転、土砂降りの台北。
駅前の新光三越で買い出しをして、ホテルで養生へ。
そして、三日目に続きます。

銅鍋づくり体験。
三日目のホテルの朝食と、いただいた果物。
マンゴーの香りの高さに、今日も嬉しい始まりです。

三日目の銅鍋づくり体験も、順調に進みます。
日本でもそうですが、その人それぞれの形に、仕上がってゆく楽しさ。
私は、手を出さずに、みなさんひとりひとりの力で生み出していただきます。
手を出せば、その分、安心で簡単なのですが、ご自身で作り出したとゆう実感を持っていただきたいとの願いがあります。

用意していただいた、台湾初めてのお弁当と、初物の西瓜。

そして、三日目も動画を。

午前中から始まり、16時には終了。
それぞれのペースで、それぞれの形を。
今回最後の銅鍋も、無事に生み出されました。

本当に、今回の銅鍋づくり体験も多くのご縁に恵まれて、たくさんの刺激と学びをいただきました。
この経験を糧に、また伺えるように、精進します。
そして、欧州などにも、銅鍋づくり体験で伺えたら幸いです。


時食商行さんでの展示は、まだまだ続きます。
台北へ行かれる際には、是非、足を運んでいただけたら幸いに思います。
住所 No. 17號, Lane 127, Section 2, Minsheng East Road, Zhongshan District, Taipei City, 台湾