鎚起銅器職人を育てる豆皿
2019.01.25
今年の1月半ばより
鎚起銅器職人志願の26歳男子を、弟子として引き受けることになりました。
年齢で言えば、職人としては遅い始まりかもしれませんが
そこをカバーするのは、熱意と絶えず繰り返し繰り返すこと。
技術の練磨は、頭を使い、身体を活かすことで
いくらでも差は埋められると思います。
きっと、鎚起銅器は誰でも習得できる技術と思います。
ただ、そこに行き着くまで練磨できるか、辞めてしまうか
その環境をつくれるか次第なのだろうと思います。
まだまだ、始まったばかり。
これからの成長を、より多くの方に支えていただけたら幸いです。
職人としての修行の始まり
今は、材料を切ったり、鑢(やすり)がけをしたりと
下仕事を覚える段階。
この仕事を増やすことで、腕も上がると思い企画をしました。
豆皿1000本ノック。
豆皿は、材料を切り出す。
銅板に錫を塗る。
錫を焼き付ける。
そして、私が成形後、形を整えるために鑢をかける。
そんな下仕事があります。
まだまだ、金鎚を持つには、時間がかかると思いますが
金鎚が持てるまで、彼にはこの下仕事が糧となります。
この「鎚起銅器職人を育てる豆皿」を
是非、多くの方に手にしていただけたら幸いです。
つきましては、2月4日月曜日より、この豆皿を販売いたします。
お名前、ご住所、お申し込み枚数をご記入の上、お申し込みください。
豆皿の形は多様ですが、形はこちらで選ばさせていただきけたらと思います。https://tsuiki-oohashi.com/contact/
これからの燕三条の技術を支える職人
応援のほど、心よりお待ちしております。