日記

ものづくりやワークショップなどの様々な活動、
日々思うことなどを綴っています

太陰暦新年

2022.02.01

今日は、グレゴリオ暦では2月1日。
日本で多く使われていた太陰暦では1つ目の月である睦月新月の始まりの日です。とゆうことは、新年を迎える日でもあります。
太陰暦という位なので、月のリズムで定められた暦。
月の始まりの1日のことを「ついたち」と言いますが、その語源は「つきたち」→「月立ち」から転じたとか。このように日本語の中にも知らず知らずに親しまれている月のリズムは、身体のリズムとも合うような気がします。
2022年今年の目標のひとつは、しっかりと休むこと。
鎚起銅器職人大橋保隆では、新月と満月を定休日としています。
本日はお休みをいただき、生活を整える1日。

そんな始まるの日に、月の暦を教えてくれた冨田貴史さんのことをお伝えします。
冨田貴史さんと出会ったのは、2012年くらいだったでしょうか。
彼は暦の話や養生の話、手仕事の話など、環境や生き方にまつわるお話し会を各地で日本開催されてました。
環境活動をしていた私は、2006年からお名前を知っていましたが、お会いするのは初めて。しかし、その当時の風貌や雰囲気が似ていることや、手仕事と環境のこと、また保養の活動をしていることなどの共通点があり、親交を深めさせてもらっています。

彼は今、大阪市中津の商店街で、冨貴工房というアトリエを持ち、植物の染め物づくりやみそづくり、執筆活動を生業としています。
この太陰暦新年に合わせて発刊した冨貴書房「暦のススメ 月編」をみなさんにお伝えしたいと思います。詳しくは、冨田さんのHPをご覧ください。
月の意味、地球と太陽と月の関係性、それらが私たちに与える影響など、とてもわかりやすく書かれています。
是非、この本を手にとっていただき、ご自身の感じたことも書き込みながら、月のリズムや太陽のリズムを感じ、自分の身体と向き合いながら、生活を営んでいただけたらと思います。
私が鎚起銅器職人と共に進めている生活手仕事研究所では、こちらの本を販売しております。

冨田さんは、今まで4冊の本を出版しており、私がお勧めしている本「ウランとみそ汁」と共に、以下のいずれかもう1冊をお買い上げいただいた方には、送料を無料でお送りします。
「暦のススメ 月編+ウランとみそ汁」
「いのちとみそ+ウランとみそ汁」
など、mailにてお申し付けください。
今日からの新しい一年をお祝いしたキャンペーンとして、睦月の晦日である3月2日まで。

いのちとみそ 550円
ウランとみそ汁 550円
暦のススメ 太陽編 880円
暦のススメ 月編 880円

合わせて、もうひとつの手仕事、茜染の品も生活手仕事研究所では取り扱いしております。
大橋の感想としては、茜染アイマスクはスッキリと起きられますし、茜染の肌着をつけているとあたたかさを感じます。
こちらの染物もアイマスク、ソックス、風呂敷など、各種取り揃えておりますのでご連絡ください。

自然の中の一部である私たちの身体の声を聴きながら、仕事と生活のバランスをとり営みを続けてゆきたいと思いますので、この一年もどうぞよろしくお願い致します。