日記

ものづくりやワークショップなどの様々な活動、
日々思うことなどを綴っています

鎚起銅器の素材について

2021.07.27

純銅とゆう言葉を最近聞くことが多く。
私なりに感じていることをまとめておきます。

純とゆう字がつくと洗練された様に感じますが、基本的には銅と呼ばれるものは99.5パーセント以上の純度を持った素材です。
銅は他の素材が混ざることで、黄銅や青銅、白銅など、呼び名が変わります。

金や銀は、純がつくことでその純度が明確になり。混ざり物がでることで、18K、10K、950銀、925銀、スターリングシルバーと呼ばれます。
ですので、金や銀で使われる純とゆう冠と、銅につく場合の純は違うとゆう認識です。

私も日々の政策で、銅以外にも非鉄金属である、金や銀、真鍮などをつかうこともあります。それぞれの特性はありますが、原理は一緒で熱をかけ柔らかくし、叩くことにより成形してゆきます。
現商品でも鍋や片手パンなどは、本体は銅で取っ手を真鍮にしていますが、これも真鍮は熱伝導率が低いので銅よりは熱くなりにくいとゆうことで使用しています。このように様々な金属の組み合わせを今後も試してゆき、商品に生かしてゆきます。

金 24K(純金)、18K、14K、10K
銀 1000銀(純銀)、950銀、925銀、スターリングシルバー

純銅
黄銅(真鍮) 銅と亜鉛の合金 5円玉硬貨
青銅 銅と錫の合金 10円硬貨
白銅 銅とニッケルの合金 100円硬貨、50円硬貨
洋白 銅と亜鉛とニッケルの合金 500円硬貨