お手入れ方法

器について

鍋やカップなどは、お使い頂いた後に中性洗剤などと柔らかめのスポ ンジで洗っていただき、水滴を拭き取ってあげると深い色艶が出てきます。
水滴などがついたまま放置しておきますと、その部分に水滴の跡が残る場合がございます。
そのような水滴の跡や色抜けをした場合でも、長年お使い頂くうちに色合いも馴染んできますので、ひとつの味として楽しんでいただければ幸いです。

緑青について

緑青とは銅の表面に汚れなどが付着し放置した際にでてくる錆の一種です。
無毒が証明されており、害はありませんが発生した場合は割り箸など柔らかい木片などでこそぎ落とし乾拭きをしてあげると、お使い続けているうちに色味も馴染んできます。
お使い頂く上でどうしても気になる場合は、お気軽にご相談ください。仕上げ直しをする事も可能です。

へこみについて

日常にお使い頂く上で、誤って床に落としたりなど、銅器がへこんでしまう場合。
へこんだ場所により違いますが、無償、有償にて復旧することができます。
当方で製作し、このような胴体のへこみ程度であれば無料でお直しします。

弦の巻き直しについて

湯沸の弦などは、お湯を沸かしている際に、弦が横倒しになりこげてしまったりすることがあるかもしれません。
その際には、巻き直しをすることも可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。

銅鍋の焦げについて

銅鍋を焦がしてしまうこともあるかもしれません。
そんな時には、重層を溶かした水を銅鍋に満たし、数 日置くことで、すんなりととれる場合が多いようです。万が一空焚きしたような場合でも、このように綺麗になりました。