ストーリー

大橋保隆と繋がる様々な分野の方に、
「鎚起銅器」と「大橋保隆」についてお聞きしました

酒器として、大橋さんの鎚起銅器ってどうですか?

Vol.3  Bar Book Box
お話: 豊島 淳子さん

手と馴染みがすごくいいんです。持ったときの感覚の気持ちよさみたいなものをお持ちなんですよね。

酒器って日常使いとはまた違って、お酒と一緒に動く器。

特別な時間を助けてくれるものなんです。

だから、気持ちが良かったり、かっこよかったりする事が大切で、飲む人だったり継ぐ人だったりの気持ちを一緒に助けてくれる事が大事な道具。

大橋さんの酒器は安心して助けてくれる。他の酒器よりも、とても。

その感じがご本人に似てると思います。

大橋さんは大橋さんですよね。どの角度から見ても大橋さんだなって、いつも。

だから、作品に接する時、大橋さんてこういう人ですよっていうフィルターというか、その道を通ったほうがいいと思ってて。

お店で並んでて気持ちいいな素敵だなってつきあうっていうやりかたもありますけど、大橋さんって道を通ったほうがいい。

職人さんを通して作りてさんと遠くの街の親戚になる。この子になにかあったときに、相談しに行く親戚が増えるような感じが、なんかいいなぁと思います。

大橋さんに、イベントのときや、修理とか、『うちの子、今こんなになりました』って持っていけるのが、盆暮れ正月感みたいでいいなぁって思ったんです。
昔ながらの親戚づきあいが職人さんとできるっていうのが。

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